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Vijuttoke21年4月号「ACME」インタビュー
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Vijuttoke21年4月号「ACME」インタビュー

2021-04-22 18:00

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    ACME HP


    L→R:Ba.RIKITO / Vo.CHISA / Dr.HAL / Gt.将吾


    2021年リリース第1弾は初のサウンドプロデューサーを迎え完成した意欲作
    ACME初のオリジナル英語詞で表現される「COME BACK TO YOU」完成!
    この音源まさにWORLD STANDARD(世界基準)!


    ■久しぶりのVijuttokeの登場です。2020年はどんな活動をされていたのでしょうか?

    HAL:1月はアメリカツアーをしていたのですが帰ってきてからコロナが始まり全国ツアーもその他のイベントも全て中止。できる事から始めようとレコーディングや状況を見ながら配信ライブ、年末には有観客ライブも行いました

    RIKITO:1月以降はお客さんを入れてのライブができなくなったので、今までやってこなかった配信ライブをやったり、レコーディングなどの制作活動をしながら日々過ごしていました。

    CHISA:以前のようなライブ活動ができない分、制作に力を注いだ1年だった印象です。

    将吾:いつも通りの活動はできなかったけど、色々考えて活動してました。


    ■エンタメ界には様々な困難があった2020年を超えて改めて思う事ってあったりしましたか?

    CHISA:職業としてよりもアーティストとして自分の気持ちと向き合う機会になったと思います。そんな中で人のあたたかさに触れて自分の歩んできた道に少しだけ自信が持てたり素直に感謝できるようになったと思います。

    将吾:一部以外みんな大変な時期でまだ困難を超えていないので、これからの活動のやり方を考えていかないとなと思いました。

    RIKITO:困難な年だったからこそ、その中で今自分たちができることを見つけて新たにチャレンジすることのできた1年だったと思います。そのおかげで今まで以上に活動の幅を広げられるようになったかと思います。

    HAL:リリースをしてツアーをすることが当たり前の生活でしたがまさか世界的にそれが出来なくなるとは想像していませんでした。予想外の事が起こった時、グループの力、絆が試されるのだと思いました。


    ■そんな中で2021年からバンド名の表記を「ACME」に変えました。これはどのような意味があったのでしょうか?

    HAL:結成当初は見えていなかったこの4人の音楽の形がだんだん見えてきました。この4人が音楽はコレだ!と認識した上で再出発する意味として「ACME」に改名しました。

    CHISA:いろんなカラーの音楽は作れたのですが『WONDERFUL WORLD』以降4人で描きたいカラーが見えてきたので、なんでも屋さんみたいな感じから専門店に変えよう的な感じはありました。

    将吾:心機一転させるとか何かでそういう表記になったはずです。

    RIKITO:海外での活動も増えてきて、その中で海外のファンの人たちにも馴染みが出るように英語表記にしたところもあります。


    ■今作は音源制作の中で初めてサウンドプロデューサーを迎えての制作になったわけです。しかもグラミー賞受賞の経験もある「Seann Bowe」氏を迎えてという事でしたがSeann氏らしさを感じるような事はありましたか?

    CHISA:デモ制作から僕はSeannと一緒に制作していたのですが、制作のスピード感はめちゃくちゃ早かったのが印象的でした。「はい、なんかいいフレーズ今考えて?」的な。自分は一人でじっくり作るタイプなので全然作るスタイルは違うけど、バンドマンとして試されてる感じがして燃えました。

    将吾:楽曲に対するこういうのがカッコいいとか、感じ方が同じでスムーズに製作が進みました。メロの感じとかにらしさを感じました。

    RIKITO:レコーディングの際に今まで自分たちでは思い浮かばなかったアイディアを出してくれるので今までになかったフレーズやサウンドを出すことができました。

    HAL:メロディー、バッキング、オブリ、全てが今までにはない感じ、でも演奏してみるとちゃんと「ACME」の音になっていました。


    ■自分たちだけではなく第3者の意見が音源に反映されて出来上がっていくのをどのように感じていましたか?

    RIKITO:次から次へと出てくるアイディアのおかげで進化していく楽曲を日々新鮮な気持ちで聴くことができ、さらに今後の作品にも活かせるのではないかなと思います。

    将吾:自分だけかわからないですけど第三者というより5人目のメンバーみたいな感覚でやれたので何も違和感なく良いものができました。

    CHISA:僕もメンバーが1人増えたような感覚に近かったです。

    HAL:メンバー4人とは違うテイストが入る事によって新鮮さを感じました。RISING SUNが完成した時は「これを超えるものは作れるのか!?」と思いましたがSeannのお陰でさらにステップアップ出来ました。


    ■レコーディングエンジニアには「山中大平」氏、そしてミックスエンジニアにはblink-182やONE OK ROCKらを手掛ける「Zakk Cervini」氏と今作はかなりチカラが入っていますよね?

    RIKITO:いろんな方々の繋がりがあって今回のチームで作品を作ることができて本当に感謝していますし、そんな方々と一つの作品を作ることができて光栄に思います。

    将吾:音が好きです。まさか自分達の音にかかわってくる日がくるとは思ってもいませんでした(笑)

    CHISA:コロナで元気がないシーンに一石を投じたい気持ちはありました。バンドが求める音をいつかとか目が飛び出るほど人気になってからとかじゃなくて、今できるなら今やってやろうと、それでACMEの音を最強にするアベンジャーズを結成しました(笑)あと名刺代わりに出した今までの楽曲や活動が認められたのも嬉しかった。

    HAL:Seannの提案でこのチームで作っていく事になりました。今までの出来も満足していましたがなかなかこんな機会もないので挑戦してみました。


    ■さらには歌詞も今回は初の英語詞。これは制作陣に外国人を招聘していたからの英語詞なのかそれとも英語詞だから外国人の制作陣を招聘したのか?どちらなのでしょうか?

    CHISA:デモの段階からSeannと一緒に作っていたので前者が近いですが、もっと自然な感じで、このメロディーは日本語にしようとか英語にしようとかそんなセッションをして作りました。

    将吾:どっちでも無いような気はしますが、英語詞の中にある日本語がものすごく刺さりますね。


    ■渾身の作品となった「COME BACK TO YOU」MVもすごいのでは?こだわりや見所教えてください!

    RIKITO:今回のMVは今まで一緒にやったことのなかった方々と作るということで最初不安もあったのですが、撮影をやるにつれてこれは間違いなく良い作品になると思っていました。結果今回の楽曲にピッタリな迫力のある映像や新たな表現を伝えられる作品ができたと思っています。

    CHISA:エフェクトばちばちなのがいいです。サウンド面もそうですが映像もモデルさんのスタイルなども含めて今までのV系になかった感じを形にしました。

    将吾:良い出来になりました!世界中の人に見てほしいです。

    HAL:実はMVも今までのチームとはガラッと変えて新しいチームで制作しました。以前とは若手のチームですがネクストジェネレーションに響け!と言う願いを込めました。


    ■この曲をセトリに加えて昨年の配信などで培った経験も加味された今のACMEのLIVEはどんなLIVEだと言えるのでしょうか?

    CHISA:難しいこと考えずに楽しめるLIVEだと思います!ライブに対する気持ちはメンバーもファンもより一層高まってますので。

    将吾:この曲が始まったらきたぞ!ってなるライブになると思います。前作から前より厚みのある音楽になったので迫力も増した。

    RIKITO:配信ライブをやり続けた結果、個々の演奏スキルであったり表現力は今まで以上にスキルアップしたことは間違いないですし、改めてお客さんの前でライブができることの有り難みをさらに感じながらライブをすることができるようになったと思います。

    HAL:以前は配信ライブをやった事がなかったのでミスってもライブに来ていた人の記憶にだけ残るだけだったのですが今や世界中の人そしてアーカイブを残るので「ミスったら世界中にバレる!」と思い緊張感が増しました。そんな配信ライブを繰り返し演奏スキルも磨かれ精神と鍛えられたと思います。でもまだ緊張はします。一時期は無観客ライブばかりだったのですが今は少しづつお客さんも入れることができるようになったので皆さんの顔を見ながらライブができる喜びを感じながら演奏をしています。


    ■今年の5月でACMEは4周年。サウンドの奥にはブレない芯はもちろん感じるものの「マグロ解体チェーンソー」を思うと変化というか進化というか感じないわけにはいかないのですが4人的にはこの4年でACMEはどのように変貌していると感じていますか?

    CHISA:お互いの信頼度は上がりました。言わなくても90点の答えは出してくれる、でもそこに満足しないで時には150点取ろうってしてくるあたりとか。制作のスタイルは確立された気がします。

    将吾:個人個人のスキルは遥かに上がりましたね。長いこと音楽やっている集団ですが、まだ伸び代がある事に自分でも驚いてます。

    RIKITO:この4年間でメンバー同士の絆はもちろん4年前よりも深まってきていると思うし、一人一人がこのバンドのために何をやらないといけないかということもしっかり考えて行動できるようになったのかなと思います。

    HAL:初めはCHISAと将吾はヴィジュアル系を一世風靡した人、RIKITO氏はスタジオミュージシャンで名を馳せた人、と言うイメージで始まったバンドでしたがレコーディング、全国ツアー、アメリカ遠征なと活動をしていく中で信頼出来る仲間に慣れたと思います。1人1人の得意分野もわかってきたので「この分野は任せよう。」とか「これは任しとけー!」とお互いが背中を任せられる存在になれました。次は「一生一緒にいてくれや」と言う歌詞を入れた曲を作りたいです。


    ■ACMEとしてさらに進化するためのヴィジョンをどのように描いているのでしょうか?

    CHISA:進化と言っても独りよがりな進化ではなくて、進化した先に音楽が届いたその人の救いになるような意識で活動したいです。これまでもそうだったように好奇心を持ってなんでもやります。

    将吾:色んな経験や行ったことないような土地に行ったり刺激を受けることによって進化していくと思います。時にはメンバーで旅行行ったりするの
    も楽しいし大事ですね。いつまで仲が良いかわからないですけど(笑)

    RIKITO:これからも日々進化していく音楽からいろんなものを取り入れて自分たちの新しい楽曲に活かしていくこともそうですし、もっと演奏スキルや表現力を上げてこれからももっとお客さんに楽しんでもらえるライブができるようになりたいです。

    HAL:僕が音楽を奏でる理由は「1人でも多くの人を元気づけたり、悲しいことを一瞬でも忘れさせてあげたい」と言う事なので未だACMEの音楽を聴いたことない人に1人でも多くの伝えたいです。有難い事に色々な人が活動を助けてくれるのでもっとビッグになるという事で恩返しをしていきたいと思います。


    ■ありがとうございました。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

    CHISA:ここまで読んでくれてありがとう、Come Back to You難しいこと抜きにしても心踊る、ガツンとくる作品になってます、ぜひ聞いてみてください。

    将吾:福岡県嘉麻市出身のギターの将吾です!色んなとこで曲は聴けるので是非聴いて下さい、そして気に入ればライブ来て下さい!

    RIKITO:まだまだコロナ禍でライブに行けず我慢しないといけないこともたくさんあるかもしれませんが、僕たちの音楽や配信ライブを通じて少しでも元気を分けられるように活動していくのでこれからもよろしくお願いします。

    HAL:これを読んでいるということは僕はもうこの世界に居ないというわけではないということですね。これからも大変な世の中が続きますがACMEは皆さんに小さな楽しみを提供し続けますのでどうかこれからもよろしくお願いします。



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    ≪21年04月のLINE UP≫
    4月22日(木)ACME
    4月23日(金)コドモドラゴン / ザ・ヒーナキャット
    4月26日(月)シンデレラキャッスル / Nero Chronicle / パラダイム
    4月27日(火)Jin-Machine

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    ACME new single「Come Back to You」

    【デジタルシングルにて配信リリース】
     ■発売日
    2021年03月29日(月)
    ■収録内容
    01. Come Back to You ACME-008


    LIVE SCHEDULE

    4月17日(土)渋谷 SONGLINES
    CHISA&HAL バースデー VIP リクエストライブ

    5月3日(月祝)TSUTAYA O-WEST
    ACME 4th Anniversary ONE-MAN LIVE 2021

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