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Vijuttoke21年6月号「凛-Lin-」インタビュー
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Vijuttoke21年6月号「凛-Lin-」インタビュー

2021-06-22 18:00
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    凛-Lin- HP​


    惜しまれながら解散した中国のV系バンド「Lilith」のギタリストでもあり
    メインコンポーザーの凛が音楽活動の中で見出した答え。
    Lilithの流れを汲みつつも中華メタルを完成させた!​


    ■まずは改めてアーティスト「凛-Lin-」とは?

    改めて言葉にするのは難しいですが、一貫性のあるアーティスト像を理想としています。
    音楽と創作に対する熱量は始めた日から変わっておらず、揺るがない信念の下、活動をして来ました。
    誇れる点とすれば、いつでもその時々のベストを持って制作をして来たので、プレイはもちろんのこと録り直したいなというのはないですし、流行に左右されない音楽を創ってきたと自負していますので、今聴いて古いなと思うようなことはしてないです。
    いくつになっても、振り返って聴いた時にいいと思える音楽を創るということを大事にしています。


    ■ルーツとなるアーティストなどいらっしゃるのでしょうか?

    V系が好きになったきっかけはPIERROTでその他にはLUNA SEA、the Gazetteが好きですね。今も変わらずです。
    その他に、Pay money to my painとSupeには結構、精神面で影響を受けました。
    洋楽で言えば、As I lay dying、Killswitch engage、Bullet for my Valentineといったメタルコア系のバンドが好きでしたね。
    アニソンやクラブミュージック、C-pop、K-popも昔からよく聴いていたので、割と振り幅は大きい方だと思います。
    ,

    ■中国でのV系文化みたいな部分ってどんな感じなのか教えて欲しいです。

    好きな人は好きという感じですね。
    外来のものですので日本よりもニッチな文化だとは思いますが、視覚系という言葉でジャンル自体は認知されています。
    X Japan、Dir en grey、the Gazetteは現地でも抜群の知名度があると思います。
    その昔、2000年代前半くらいにすごいムーブメントがあったのですが、そのあとにV系が変な方向で浸透して、派手な髪の毛やファッションというのがカッコよくない形で残ってしまって、V系は殺馬特(サーマートー)と言う蔑称で呼ばれることがあるのが事実です。
    自分がその言葉を最初に知ったのは、日本で中国人留学生の友達に自分の当時のバンドのアーティスト写真を見せた時でしたね。(苦笑)
    当時はその言葉の意味をよく知らなくて。
    殺馬特じゃん!って。僕はバンドか何かの名前と思ってました。(笑)
    今思えば失礼なこと言われましたね。(笑)
    その後、上海でバンド活動を始めた時、一部の知らない人をはじめ地方公演やフェスなどで、初見でいろいろ言われることはありましたが、もうそのへんはロック魂と音楽、パフォーマンスで黙らせてましたね。
    人と違うのがカッコいいと思っていましたし、そういう気持ちがV系ですからね。
    高校は日本だったのですが、お昼の時間に曲をリクエスト出来たんですよ。
    放送部に友人がいたのでよくこっそりV系の音源をかけてもらってましたね。
    流れると密かにテンション上がって、どうだカッコいいだろっと。(笑)
    その気持ちと同じですよね。
    この辺のことを生々しく言うのもどうかなとも思ったのですが、知られてない事実でもあるのでこの場をお借りして紹介させて頂きました。
    好きな人はどこまでも好きで、それは世界共通だと思いますね。
    自分がメイクを取らずにいるのも初めてV系に接した時の気持ちがあるからであって、V系に誇りを持っています。
    だから、中国でもメンバーと共に濃いメイクを終始貫いていました。
    あと、現地ではロリータ文化がコアなファンに支えられていまして、そういう人がV系好きだったりします。


    ■以前所属していたバンド「Lilith」が解散した後は主にどんな活動をされていたのでしょうか?

    バンド活動の後期あたりで、アニソン関連のお話が来るようになって、平行して楽曲制作をしていましたね。
    ピークの時はLilithとAffective Synergyと同時進行で劇中音楽などを制作していました。
    Lilithの解散決定が相当ショックだったので、とにかく止まりたくなくてずっと音楽を創ってギターを弾いていましたね。
    Lilithの解散後、Affective Synergyも間もなくして活動が止まったのですが、その反動で、曲が全く書けなくなってしまって・・・。
    ずっと独学でいろいろやってきたのですが、そのまま一人だとモチベーションの維持が難しそうだったので、音楽系のレッスンなどを受けたり、ひたすらギターの練習をする期間がありました。
    今振り返ると、それが一番苦しい時期だったのかもしれません。
    それから、新作アニメの楽曲制作のお話を頂いて、自分に鞭を打つようにまた動き出した感じです。
    そして、ソロ作品の「INNOCENCE」も完成させてという流れでした。
    「INNOCENCE」は他の楽曲と違って完全なギターインストゥルメンタル音源だったので、ギタリストとしてはそれまでのどの作品よりもハードルが高かったです。
    それをリリース出来たことはその後の自信に繋がりましたし、その後の道が開けたというか、ギターインストという概念が自分の中でスタンダードになりました。


    ■さあ今回は6月23日に配信にてnew E.P「九天攬楽-Ninth Heaven-」がリリースになります。まず九天攬楽って中国のことわざが何かですか?

    九天攬月(きゅうてんらんげつ)という言葉が天の一番高いところに登って月を掴むという意味なのですが、唐の李白の詩から始まり、毛沢東も使った言葉なのですが、そこからインスパイアを受けて、造語を作りました。
    この曲はサビから作ったので、広がる感じというかそういうのがマッチしてるなと感じて、だったら天上から世界に音楽を届けようという意訳にしたらおもしろいなと思いました。
    曲タイトル、結構悩んだんですよ。
    仮タイトルが天鳴之音(てんめいのおと)だったのですが、九天攬楽(きゅうてんらんがく)の方がかっこいいし、まず読めないと思うので、Ninth Sky、、、いやNinth Heavenという英語もいいじゃんと思って。(笑)


    ■九天攬楽-Ninth Heaven-ではいきなり中国感を出した後の激しいイントロが印象的です。改めて今回はどんな楽曲になっているのでしょうか?

    僕はエレキギターが楽器の中で一番好きで、エレキで一番弾きたいのがメタルなんですね。ギタリストとして出していくにはテクニカルなことは出来た方がいいし、そうなるとやはりメタルというのが前提となります。
    かといってリスナーは限定されたくないので、そこに華を添える必要があって、自分のルーツでもある中国の音を加えることによってオリジナリティが強く出せるということですよね。
    Lilith後期から中国の古典楽器を入れた曲を作っていたのですが、「盤龍舞鳳-Dragon Heir-」という曲で全てが完成して、それが自分の中での初代中華メタルです。
    そこから時間も経っていたので、進化した曲を創りたかったんです。究極の中華メタルを。
    正確には中国にもいろいろなメタルはあるのですが、自分的に今の音ではない感じがして、なのでこちらの解釈で次世代の中華メタルを創る!というのがキーポイントになります。
    結果、他ではあまり聴かない内容になったんじゃないかなと思います。


    ■中国でのロックの立ち位置というのはどういう立ち位置になるのでしょうか?

    中国ではロック自体はアンダーグラウンドのシーンで盛り上がっています。
    メタル系のバンドが結構多くて、見た目もめちゃくちゃロックな感じですね。
    日本で言うロキノン系、エモ系のバンドもいます。
    基本的にロックは反抗とか反社会のマインドやイメージがあるので、表立って公式な場では出来ません。(テレビとかでニュースで取り上げられることはないという意味も含みます。)
    大きな会場などは、ちゃんと認可をとってライブをする感じになります。
    なので、ロックがメジャーになることはないのですが、好きな人はたくさんいて音楽フェスも多く開催されていて、規模も大きいです。
    そして、やってる人やライブに行く人は自由な感じです。規制はあるけど、自由もあるっていう感じです。
    ここ最近ではバンド系の番組も流行っていて、確実にリスナーは増えてますね。


    ■リバーブ感?というんでしょうか?サウンドの広がり方含めてとても壮大な作りになっていますよね?サウンドメイクでのこだわりなどあれば教えてください。

    この曲はまずサビから出来たんですよ。
    壮大なスケール感がとにかく欲しくて。そこから広げていきました。
    サビ部分はギターソロのメインメロディが引き立つように、バッキングギターは白玉で伸ばして、ベース、ドラム共にシンプルにして。
    フワッとした感じはシンセサイザーの音ですね。
    ギター自体はいつもの自分の音なので、特別なことはしていないのですが、エフェクトは深めにかけています。
    また、この曲は7弦ギターで作りました。
    弦が増えることによってさらなる高音を出せるのでソロ系のフレーズは伸びやかさが出ていると思います。
    あとは、箏や二胡のパート、アレンジを細かく考えたので美しく仕上がってます!


    ■M-1「-夢境- (Daydream)はタイトルのイメージ通りの楽曲だなと感じました。この曲を1曲目に持ってきた意図を聞かせてください。

    本当はもっと曲数を増やすことも考えたのですが、「九天攬樂 」に詰め込みすぎたので、リラックス出来る導入曲を創ろうと思いました。
    あえてピアノでちょっとした中華風を出したいなと思って、好きなドラムンベースの要素も混ぜつつ。
    白昼夢をイメージしています。


    ■ソロの凛-Lin-としてはインストで主に楽曲を制作しているじゃないですか?歌がある楽曲を制作したりはしないんですか?

    凛-Lin-としての名義では今のところ考えていないですね。
    Affective Synergy、第一期では自分がボーカルを担当したこともあったのですが、やはりギターを弾くことが一番好きですし、楽曲制作の方に重点を置きたいという気持ちが強いです。
    ただ、インストも出来ることが多いようで、狭かったりもするので、いいボーカルがいれば今後歌ってほしいと思っています。


    ■歌ありの楽曲の魅力、インストの魅力についてはどのように捉えているのでしょうか?歌入りの曲の魅力はボーカルの感情がダイレクトに伝わりますし、歌詞によってイメージを具体的に持てるので世界観が広がりますよね。

    逆にインストは集中しなくても聴けるというのが魅力かなと思います。
    よりリラックス出来るというか、もちろん曲調にもよりますが、ボーカルのない分、言葉に耳が行かないし、その分、ダイレクトに楽器の音、曲の構成を感じることが出来ます。
    実際、インストを作るようになって、普段ボーカルレスの曲を聴くことが格段に増えまして、もう自分にとってそれはとても自然なことで、最初は慣れない人もいるかと思いますが、その魅力に気づくタイミングが各々に来るかと思いますよ。


    ■凛さんはLIVE活動がメインではないので作品がファンの方と繋がる1番のコンテンツとなりますよね?作品だけで凛-Lin-というアーティストを簡潔に伝えるために意識している事はあったりするのでしょうか?

    そうですね。
    自分の場合はどの作品にも自分の個性が出ているので、どれかを好きになってもらえば、他の作品も受け入れられやすいのではないかと思います。
    どの作品を切り取っても、凛-Lin-というアーティストが分かるんじゃないかなと思います。


    ■ありがとうございました!最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

    今回をきっかけにして是非、僕の作品をいろいろ聴いてみてほしいです!
    感想等、SNSなどで送ってくれたら嬉しいです。
    よろしくお願いします!



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    ≪21年06月のLINE UP≫
    6月21日(月)18:00 umbrella / Amiliyah
    6月22日(火)18:00 凛-Lin- / BabyKingdom
    6月24日(木)18:00 DARRELL / DEXCORE / 21年5月1日 Vijuttoke pre.「レポっとけ!」LIVE repo
    6月25日(金)18:00 Develop One's Faculties

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    凛-Lin- New EP「九天攬樂-Ninth Heaven-」2021.6.23 Release.

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    [収録曲]
    1.-夢境- (Daydream)
    2.九天攬樂 (Ninth Heaven)
    [配信先] iTunes、Sportify、LINE MUSICなど各プラットフォームにて
    [発売元] Grows Independent Music
    ※配信音源

    ■凛-Lin- Official Web → http://lin-official.com
    ■Twitter→ https://twitter.com/AS_LinLin
    ■Instagram→ https://www.instagram.com/lin_guitarist/
    ■YouTube→ https://www.youtube.com/user/AffectiveSynergy

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