• このエントリーをはてなブックマークに追加
HAKUEI(The Brow Beat) 最新ソロ・インタビュー! 第1回(全2回) 「僕自身は「ハレヴタイ」が主題歌に選ばれるとは思ってなかったんですよ(HAKUEI)」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

HAKUEI(The Brow Beat) 最新ソロ・インタビュー! 第1回(全2回) 「僕自身は「ハレヴタイ」が主題歌に選ばれるとは思ってなかったんですよ(HAKUEI)」

2021-07-15 18:00
    9120c27861d1b8fbd9846130d48311bc6045c6d8

    Ryuji & HAKUEIという超豪華ボーカリストによるユニット、The Brow Beatがシングル「ハレヴタイ」(7月7日発売)でメジャーデビューを果たした。タイトル曲は人気アニメ『遊☆戯☆王SEVENS』のオープニング主題歌ということもあり、すでに話題となっている。club Zy.では先にRyujiへの個別取材を敢行。
    「ハレヴタイ」への思いを語ってもらったが、続いてHAKUEIが登場! 今後のThe Brow Beatの展望について、掘り下げてきいてみた(インタビューは2回にわたって掲載します)。


    Interview:海江敦士​


    ――メジーデビューシングル「ハレヴタイ」が無事にリリースされました! 先日、先にインタビューさせていただいたRyujiさんが「「ハレヴタイ」に関しては、HAKUEIさんが何パターンもデモを作っていました」と言っていたんですよ。
    HAKUEI:
    そこはこだわりって言うかどうかわからないけど、タイアップは先に決まっていたんだよね。だからアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』の主題歌でもあり、あとはこのご時世に、The Brow Beatのメジャーデビューシングルを出させていただくっていうこともあって、曲を書く前からいろんな要素ができちゃってたんですよ。そこをどう表現していったらいいのかは、かなり悩みました。

    ――嬉しいという気持ちもあるでしょうけど、むしろ気が引き締まるところもあったと。
    HAKUEI:
    そうですね。デモに関しては、そんなにたくさん曲を作ったわけじゃないけど、タイプが違うものを何曲か作りました。ひとつは“これはちょっと……何か言われちゃうだろうな”っていうような(苦笑)。そんな曲を作りました。
     僕の中では『遊☆戯☆王』って、ちょっと怪しい雰囲気があるイメージだったんです。そんなに子供だけが見るようなアニメっていう印象じゃないっていうか。何となくですけどね。それがあったんで、ちょっとダークファンタジーっぽい曲を作ってみたりして。とはいえ、メロはキャッチーにとかは考えてましたよ。
     他の曲もThe Brow Beatとしてはこういう曲をやってみようって考えて、結局、計3パターン作ったかな。それをアニメの制作サイドにプレゼンしました。それで選ばれたのか「ハレヴタイ」だったんです。最終的には元のアレンジから随分変えましたけどね。当初はあんなにガンガンいく曲じゃなかったんです。

    ――そうなんですか? 完成形の曲はめちゃめちゃガンガンいってますけどね。
    HAKUEI:
    テンポは変わってないけど、イントロは変わりましたよ。ギターも歪んでなかったと思う。ただね、僕自身はあの曲が選ばれるとは思ってなかったんですよ。“こういう曲もありますよ”……ぐらいだったんで。

    ――へぇ!
    HAKUEI:
    “ないだろうな、これは”って思ってました(苦笑)。そうしたら、それがいいって言われたんで、“マジか?”って(笑)。これがThe Brow Beatのデビューシングルか!って考えたら、もうちょっとパワーが欲しいなと思って、それでメロコア的なイントロにしたら、すごくしっくりきたんですよね。

    ――なるほど。最初からこの曲オシだったのなっていうくらい、ハマってましたけどね。スピード感もあるし、冒険が始まるようなワクワクする感じもありましたし。
    HAKUEI:
    まぁ、メジャーデビューだからこそっていう部分での力強さとか勢いも入れ込めたと思います。あと、アニメの制作スタッフも命がけで作ってますからね。そういう人達の思いもメロディーには乗っていると思います。

    ――The Brow Beatの持ち味である、ツインボーカルのせめぎ合いも、しっかり活かされてますもんね。ちなみに、歌詞に関しては、最初にRyujiさんが書いた詞に、明るい要素を加えた……というお話をしてました。Ryujiさん自身、割と暗い歌詞を書きがちだとのことでしたので。
    HAKUEI:
    うん、暗いよね(笑)。

    ――タイプの違うボーカリストがいるユニットならではだと思います。
    HAKUEI:
    そうそう。しかも、すごく勉強になるっていうか……ボーカリストとしてね。一緒に作っていると、改めて“何を伝えたいのかな”ってことを考えるしね。特に「ハレヴタイ」はRyujiくんが先に歌詞を書いてくれたから。
     そこから僕が深読みして、“ここはRyujiくんらしいストレートさが出てるから絶対に残そう”とか、逆に“ここはもっとキャッチーにした方がいいな”とか、そういう部分では僕のアイデアを入れたりして、整理しながら作っていった感じだね。結果、この曲が主題歌になって、ホントによかったなって思います。悔いはないです!

    ――一方、カップリングには、なかなかクセの強い曲が入ってますね。
    HAKUEI:
    はい! そうなんです!

    ――Ryujiさんにも語っていただいたんですが、ここは「21グラム」についてのHAKUEIさんの感想をうかがいたいです。
    HAKUEI:
    Ryujiくんがどえらい曲を作ったなと(苦笑)。“なんだこりゃ?”って。

    ――ラップというよりは、語りって言うんですかね、独特のリーディング部分が出てくるあたりには、彼の役者としての個性を感じました。
    HAKUEI:
    最近、ラップみたいなものでもロックと相性がいいことは証明されてるじゃない? 古い考え方をすれば、ロックをやっている人って、ラップに手を出しにくかったりすると思うんですよ。僕も自分の音楽でラップを取り入れたいと思った時は本物のラッパーとコラボしましたからね。
     最近の例で言ったら、ヒプノシスマイクみたいに、ラッパーじゃない声優さんがラップするみたいなパターンって、すごい大発明だよね。やっぱり声優さんって声もめちゃめちゃいいし、言葉に感情を込められるから、“こういうラップの表現もあるんだな”って、驚いたのね。
     だから、「21グラム」もそれに近いものを感じました。ひとつ引き出しが開いたみたいな。

    ――まさにRyujiさんならではですね。
    HAKUEI:
    あれはもうセリフですよね。語りみたいなものって、僕もやったことはあるんだけど、何かRyujiくんがやると違うんですよ。Ryujiくんの場合は、ホントに役者がセリフを言っているみたいになるから、そこはすごいと思う。

    ――この曲が持つ世界観も独特ですよね。『遊☆戯☆王SEVENS』の主題歌で初めてThe Brow Beatを知った人達が、この「21グラム」を知ったらビックリするんじゃないでしょうか。
    HAKUEI:
    ははは! でも、最近の音楽って、エグいのが増えてますよね? だって子供たちが“うっせぇわ”って歌っちゃう時代だもん。そんな世の中になってきているのが、The Brow Beatには有難いなって思うんですよ。多少エグいことをやっても、みんな刺激的なものに慣れちゃってるからね。
     僕らにとって名刺代わりとなるメジャーデビューシングルで、いろんな面のThe Brow Beatをちゃんとわかって欲しいかなって思います。

    ――だからこそ、振れ幅のある曲を入れ込んだんですね。もちろん、「シンデレラ」みたいに、“キタコレ!”っていう曲もしっかり入れ込んでますしね。
    HAKUEI:
    ああいう曲はねぇ、やらないと我慢できないんですよ(苦笑)。もちろん「ハレヴタイ」はめちゃくちゃ頑張って作ったし、いい曲なんだけど、それだけで判断して欲しくないからね。


    【第一回目はこちら】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga/ar2035880

    6145752b5d4eeaa5869cd0a7240dfed05d19bb49

    8341570d70bfc4c76a84920788124c8f31fa102e

       The Brow Beat
     INFORMATION   

    NEXT LIVE

     The Brow Beat LIVE 2021

    「Let’s play harevutai, shall we!?」

    2021年9月30日(木) 東京建物 Brillia HALL
    2021年10月1日(金)  東京建物 Brillia HALL

    ※近日詳細発表!

     公式サイト:https://thebrowbeat.jp/
    公式Twitter:@The_Brow_Beat

    fd660e6f7ad78087cca450ccda20eb82e38b1339

    d16ffb712df3c7ea180dfafc4436311cf9cbffd1


    71223b5063d1c8782ba9cd52abbbdef88417fdb7

    70e59c1044c8815e1901e2280083bb11491c9274

    【フリーペーパー】club Zy.MAGGab.
    【関連サイト】club Zy.club Zy.SHOP
    株式会社ジェイブイケイ
    〒160-0023
    東京都新宿区西新宿7-2-5 TH西新宿ビル6階
    http://www.jvk.jp/
    チャンネル会員ならもっと楽しめる!
    • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
    • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
      • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
      • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
    ブログイメージ
    club Zy.チャンネル
    更新頻度: 毎週月,火,水,木,金曜日
    最終更新日:
    チャンネル月額: ¥330 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。