『壁を乗り越えるのか?壊すのか?』今時点のCHIYUのベストがつまったアルバム「SCREAM on the WALL」堂々完成!
■およそ2年ぶりのパッケージリリースになりますが、この2年間はどんな2年でしたか?
バンドが解散してからコロナ禍にもなり全部が一旦止まってしまって、自分の人生を見直す期間でした。曲は作っていましたが「これでいいのかな?」と疑問形のまま時間が過ぎていくこともありましたし、ステージに立つ機会もあって気持ちを維持してこれました。
■その2年ぶりの音源、「SCREAM on the WALL」に込められた意味はありますか?
コロナになる前から作っていた音源を一旦全部破棄して1から作った音源になります。いろんな物事、自分の葛藤だったり、コロナでできてしまった壁を比喩表現で例えています。そういったものを全部取っ払いたい心の叫びをぶつけていたり、壁を乗り越えるのか、壊すのか、いろんな意味をかけてつけています。
■既存曲2曲のボーカルを再録した理由は?
バンド時代からソロになった主軸を作りたかったんです。当時の心情や思いを書いた曲が「無限の風」で、その次にリリースしたのがpopな感じで行こうと「Egoistic GAME」を入れて、その二曲の中間ぐらいで今回のリード曲「Keep it real」を入れてこの3曲でなんとなくソロの主軸ができたかなと思います。ソロを始めてから活動を経て今再録をしたらこうなるんだよ、と見せたかったのもあります。
■改めて2年ぶりのアルバムでベースの音作りやアレンジなどCHIYUさんの中ではどんな進化があると感じながら制作しましたか?
ソロをやりだしてから、歌のレコーディングに意識が行き過ぎていて、逆にベースは苦労していなかったです。歌をどうしようか、という時間の方が長かったです。8曲目の「TRICK STER」は本来は違う曲の予定でしたがベーシストであることを思い出してもらおうと思って、ギリギリに差し替えました。
■個人的にベースのフレーズで言うと「嘘のない世界」が好きです!
この曲は録り始めたら早かったんですが、音作りは実は一番時間かかりました。出だしの音を作るのだけで半日ぐらいかかりました(笑)
■歌中心に制作をしていたということですが「Keep it real」は4つ打ちのカッコよくてノれる楽曲の印象です。こういう曲はノリを出しながら弾いて歌うの大変ではないですか?
この曲もそうだし、「Egoistic GAME」も弾きながら歌うの無理ですよ(笑)
レコーディングはベースを録ってから歌うので、初めて一緒にやるのがライブのリハーサルで最初無理でした。
■「ヒトリ籠」「あいすくりん」はV系サウンドの特徴でもある女性目線の歌詞ですが、CHIYUさんは歌詞の使い分けはどのようにしていますか?
ガッツリ恋愛系の歌詞はやったことなかったんですよね。
曲調自体もやったことがなく、曲ができてから歌詞をつけているのですが、元々つけた歌詞は違うなと思い、今回は挑戦してみました。
「ヒトリ籠」の方は恋愛系で女性目線。エロい部分を入れてみました。
■「V.I.P.」はThe THIRTEENの美月さんとの共作ですが、どのような化学反応が生まれたと思いますか?
今まで出してきたアルバムの中でも共作はありましたが、ライブをしていても自分の楽曲だけでは足りない部分もあって、一番近くで見ていてくれているからか足りない部分の楽曲を作ってきてくれるんですよね!
■改めてアルバム通すと色々な楽曲を聞くことができますね?
初見で聞いた時にいろんな方向性を見せたいのがあります。
■CHIYUさんから見て今回のアルバムはどんな一枚になりましたか?
今まで培ったものもちゃんと入れられているし、尚且つコロナなど色々な経験を経た中で勉強したことを挑戦として入れられている。主軸となるものもあるので、今時点のベストとなっています。
■世の中も少しずつ落ち着いてきて東名阪も周ると思いますが、10曲引っ提げてのライブはどんな風に変わっていくか予想できていますか?
なんとなくのセットリストはできていて、今までとは違う見せ方をしたいから入れた曲もありますね。元々ベーシストなので歌も歌っていると、どっちつかずになる時間もありましたがベーシストであるということを見せる曲もちゃんと入れていますから。ベーシストである部分と、歌メインで見せることができるかなと思います。
■最後に2022年の抱負をお願いします。
ライブもたくさんしたいです。
やっぱり、ボーカリストとしてもっと魅せれるように歌を練習しようと思います。
■ありがとうございました!
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≪21年11月のLINE UP≫
11月22日(月)18:00 CHIYU / HOWL
11月23日(火)18:00 Z clear / 即ち性。
11月25日(木)18:00 タラれば / Gods of Decay
11月26日(金)18:00 アリス九號.
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2021 年 11 月 24 日(水)「SCREAM on the WALL」release
[通常盤]
FAM-10005
CD ONLY /
ジュエルケース / ブックレット 16P
価格:¥3,300(税込)
発売元:FUN ALL MUSIC
販売元:ダイキサウンド
一般流通、ライブ会場等で販売
[COMPLETE EDITION]
M∞CARD / PHOTO ALBUM / 限定オリジナルグッズ
・M∞CARD(エムカード)
楽曲 / ミュージックビデオ / メイキング映像
・PHOTO ALBUM
A4 変形サイズ 正方形 / フルカラー48P / 歌詞、インタビュー掲載
・限定オリジナルグッズ
レコード型コースター(全 1 種/1 枚) / ランダムチェキ(1 枚)
価格:¥11,000(税込)
オフィシャルファンサイト、ライブ会場等で販売予定
[収録曲] *全ヴァージョン共通
M1. Egoistic GAME (Vocal Re-recording Version)
M2. Own weapon
M3. 無限の風 (Vocal Re-recording Version)
M4. Keep it real
M5. あいすくりん
M6. ヒトリ籠
M7. 嘘のない世界
M8. TRICK STER
M9. V.I.P.
M10. I've found you.