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Psycho le Cēmu HP

L→R YURAサマ(Dance & Vocal,Drums) / AYA(Gtuitar) / DAISHI(Vocal) / Lida(Gtuitar) / seek(Bass)

勇者物語完結間近! 
姫路市文化センター大ホールでのLIVEを大成功させてnext stageの 
階段を駆け上がっている Psycho le CēmuがVijuttokeに登場! ​


■2021年もあと少し。振り返ってどんな年だったと言えるのでしょうか?

Lida…去年の暮れぐらいから曲作りをやっていました。5月にやるはずだった公演ができなかったのですが、ファンクラブ活動とか、世の中の動きを探りつつ水面下での活動をしていました。 

DAISHI…とは言うものの、ずっと延期になっていた姫路市文化センター大ホールでのライブや、ツアーもできて去年よりはやれたことが多かった印象です。 

■姫路でのライブはやっとできたという感じでしたよね? 

DAISHI…そうですね。元々売っていたチケットの枚数とは比べ物にならないくらい少なかったですが、姫路市文化センター大ホールも無くなってしまうということで、姫路出身のバンドで一番大きなホールでライブをする事をずっと前から思い描いていたので、コロナ禍でもできたことは良かったなと思います。 

Lida…元々20周年でやろうとしていて、色々な予定がずれてしまった部分もありますが、22年目にして姫路市文化センター大ホールに立てたことはひとまず良かったなと。 

■コロナ禍を乗り越えてきて、11月26日に新譜としては2年ぶりのリリースとなりましたが、改めて今回の「アカツキ」はどんな曲になりましたか? 

Lida…先ほども言いましたが去年からそれぞれのメンバーが曲作りをしていて、その中の候補で少しずつ形になってきたものもあったのですが、姫路市文化センター大ホールを開催するにあたりその後のPsycho le Cémuを魅せていきたくて、形になりかけていた「アカツキ」が出ました。 

DAISHI…姫路市文化センターが一つの区切りだったので、未来を見せたいなという意味で新譜を会場で流したいとベースのseekの方から提案がありました。そのあとはツアーで育てていくという感じです。 

■8月に流して11月に発売ということは、三ヶ月間メンバーとお客さんで曲を育てていったということですね?

DAISHI…全会場で最後に演奏しています。 

Lida…ツアー全体のテーマ曲みたいになっています。 

■実際にやってみて曲が育ってきている感覚はありますか? 

DAISHI…あります。最初の頃にやった時のノリと最近だとお客さんのノリが全然違います。代表曲のようなノリになってきています。 

■ライブで育てている間にアレンジが変わったりしましたか? 

Lida…やるたびにメンバーも体に入ってきている感じがあって、動きが足されてきたりしましたね。 

DAISHI…ベースのseekは僕よりサビ歌っていますから(笑) 昔からある曲のような懐かしい感じもあります。 

Lida…コロナ禍じゃ無いと出来なかった曲でもあるので、今持っているメッセージとして伝えたいものではあります。 

■お客さんのノリも含めて、コロナ禍ありきで考えながらも与えられた環境の中でどれだけ楽しめるかを考えて作られた曲だという事なんですね? 

Lida…そうですね。やっぱり自分たちが演奏して、ライブで披露してお客さんが聞いて一緒に前向きになってもらうのを考えた曲なので、各地で中心的な存在な曲になっているかなと感じています。 

■ここに来てようやくいろんな地方にツアーが行けるようになりました。メンバーの皆さんにとって今回の3部作のツアーはどんなツアーになっていますか? 

DAISHI…不思議な感覚になっています。お客さんも半分ですし。でもどんどん盛り上がっていって、徐々にライブハウスの日常も戻りつつあるのかなと思いながら、いいタイミングで環境が良くなってきているのかなと思います。前半伸びないだろうと思っていましたが、チケットも伸びてきていますし、不思議な感じでした。 見にきてくださったかたも、こんな感じでライブをしているんだと安心感もあるみたいです。 

Lida…制限がある中ですけれど周年プロジェクトでやって来ているこのツアーの続きをファンのみなさんも気になって、また見たいなという気持ちがあるみたいで、今までなかった事ですよね。 

DAISHI…それこそ姫路市文化センターで完結した芝居をみせている状態だったのですが、完結した後も続いていって見せているツアーになっています。 意図していなかったのですが、それも楽しみながらやっていますね。 

■なるほど。本当は姫路市文化センターがファイナルの予定だったと?

DAISHI…勇者物語の完結が姫路市文化センターやZeppで見せたので、逆にツアーは勇者がどうやって勇者になっていくかという過程を三部作で分けていました。だからお客さんもファイナルを見ている状態で見ていることになりますね。 

Lida…結果的にスピンオフみたいになっている感じですね。 もちろんこのツアーの各公演を見てもらっても楽しめると思います。 

■最後がソールドアウトということは、ツアーが一番いい流れに乗っていたということですもんね? 

Lida…勇者編ということで一番みんなが知りたい部分だったんじゃないかなと思います。 

■長年この雑誌でインタビューをしてきましたが芝居が完結するというワードが出てきたのが初めてだったのでなんかドキドキしますね? 

DAISHI…そうですよね。ツアー周っていてもお芝居とダンスがあるし、MCも凝っている作りにしていてるので、ライブハウスの方やPAの方も大変だと思います。 一通り聞かないといけないので音響さんもP Aさんも鬱陶しいと思いますよ(笑) 手間が多いバンドですが、楽しんでいただけたらいいです。 

■それがPsycho le Cémuの最大の魅力ですから!

DAISHI…本当に各地のライブハウスさんは良くしていただいて、素晴らしいなと思っています。 

Lida…僕らはツアーで周っているので次が何本目、という感覚ですが来てくださるお客さんや、その公演しか見られないお客さんにとってはオンリーワンなので、その一本をみんなで作り上げているという感覚です。 

■年内でこのツアーが終わって、来年以降はどんなことがしたいとかあったりしますか?

Lida…絶賛その話はしていますね。ちょっと面白い仕掛けはしたいなと思っています。 

DAISHI…来年はある程度固まっていて、今動き出している感じですね。 長年やっていると、ファンの方が求めていないこともやったりしちゃいますね(笑) 
  

■そういうことを考えている時が実は一番楽しかったりしますよね?

DAISHI…ありますね。Psycho le Cémuは打ち合わせが長いので、頭が痛くなりますけど(笑) 

Lida…題材がどんどん入ってきて、整理するのが大変です。 

DAISHI…何にでもなれるので。逆に「私服着ろ」って言われるのが一番難しいです(笑) ビジュアル系のバンドってリリースのコンセプトなどである日突然カジュアルな感じになる時があるじゃないですか?正直な話、僕には難しい事じゃないかな?と思います。 

■「アカツキ」以外の収録曲はライブテイクということになっていますが、選ばれたポイントがあったりしたのでしょうか? 

DAISHI…僕がライブで良かったなと思う部分をある程度選ばせてもらいました。 曲の中でお芝居があったりする曲は前後がないとグッとこないという意味で入れなかったりしたのもあります。 

Lida…初めて収録された曲が多いですね。 

■最後に2022年の目標を読者の方にお願いします。 

DAISHI…よく言われる「ピンチはチャンス」っていう言葉をできる年にしたいなと思いますね。コロナっていうピンチをチャンスにする年にしたいです。 


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≪21年12月号 LINE UP≫
12月20日(月)18:00 Psycho le Cému / GOTCHAROCKA
12月21日(火)18:00 甘い暴力(LIVE repo) / 11月21日 Vijuttoke pre.「レポっとけ!」 (LIVE repo)
12月23日(木)18:00 シンデレラキャッスル / Zeke Deux / ANSIFLE
12月24日(金)18:00 OFIAM / パラダイム × REVIVAL OF THE ERA

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「アカツキ」発売日:2021.11.26(金)

CD
M1. アカツキ
M2. ノスフェラトゥ(ライヴ)
M3. STAR TRAIN(ライヴ)
M4. 妄想グラフィティー(ライヴ)
M5. 摩天楼カオス(ライヴ)
M6. 夢風車(ライヴ)
M7. LOVE IS DEAD(ライヴ)
2021年8月14日 姫路市文化センター大ホールにて収録
品番:SCEA-0017

DVD
Psycho le Cému
2021.08.14(土)
理想郷旅行Z〜二十年後の僕たちへ・・・〜
姫路市文化センター大ホール公演ドキュメント
品番:SCED-0043
※DVD単体での販売はありません