L→R Bass.Rei / Guitar.まゆ / Vocal.夕霧 / Guitar.直 / Drums.風弥～Kazami～
大切な道標となる今回のアルバムは、DaizyStripperの次に進む為の一歩ともなった！！
■今年で15周年おめでとうございます。まずは15年を振り返ってみてどんな15年間でしたか？
夕霧:ありがとうございます。一言で言うと、普通じゃない人生でしたね。だからこそ失ったものもあるかもしれないけど、得た物の方が圧倒的に勝ち越してきた15年です。
直:この5人で色々な事をチャレンジした。色々な人達とぶつかり合った事もあったり時には失敗をした事もあったけど、全てが良い経験となって今の俺達に活かせれている。
まゆ：こういう世界に飛び込んだので、平坦な道を行くとは全く思って無かったですけど、想像していた以上に良いこともそうでない事も色々な事がありましたね。その結果今もステージに立てている事は凄く幸せだと実感しています。
Rei:15年という日々が長く感じたのか、早く感じたのかと聞かれることがありますが、たくさんの想い出を思い出していると長く感じます。自分の人生にとって最幸の時間です。
Kazami:ありがとうございます。決して平坦ではなかったけど振り返ってみると本当に充実してる年しかなかったなと思います。
■そして早速ですが、9th Full ALBUM「FUJIYAMA」が8月2日にリリースします。フルアルバムのタイトルを「FUJIYAMA」にした意図とは？
夕霧:１つ前のFull ALBUM「INFINITY」は僕の中ではピーターパンの様な世界観で。空の上から、こっちお世界においでよ素敵だよって誘ってる様なイメージだったので、その羽ばたきを経て、コロナを経て、しっかりと地に足つけて大切に一歩一歩進んでいきたいという願いを込めたアルバムにしたいと思いました。それに富士山嫌いな人っていないでしょ？みんな憧れてたり見て癒される。日本人だけじゃなく世界的にね。そして何より15周年経たバンドがFUJIYAMAっていうアルバム出しますって、意味分からなくてワクワクする。まだまだ底が見えない的な。
■そしてタイトル曲の「FUJIYAMA」ですが、イントロの壮大感と、ストレートなポジティブな歌詞に非常に共感が持てました。こちらの曲について教えて下さい。
夕霧:最初のコーラスの部分は作曲者の風弥から来て、clapとclimbで韻踏んでるしノリもピッタリだし面白いってなって二人で盛り上がりましたね。このアルバムでは地の底から勇気ややる気が湧き出てくる様な作品にしたかったので、その冒頭として出来るだけストレートに熱く暑く伝えました。燃えたろ？
まゆ：ストレートに力強く進んでいくような勢いやキレ感はギタープレーでも常に意識しました。
■アルバムのリード曲「HATSUYUME」ですが、こちらは妖艶な雰囲気と、サビのグッドメロディが際立った、まさにリード曲と言う内容でした。こちらの曲についても教えて下さい。
夕霧:雰囲気が二転三転する所が、まるで夢の中みたいで好きです。この曲在りきでFUJIYAMAというアルバムを作り始めたので、後半の方に置いてますがこのアルバムの心臓です。「新たな陽がまた昇る」という最後の歌詞から御来光に繋がる所なんてヨダレものですよ。
まゆ：全体でまとまって雰囲気を出すところや、世界を広げる所等、表情の使い分けを如何に自分らしく出来るかを考えました。
Kazami:15年を迎えたバンドが放つ新曲ということで、この曲を作るのには非常に時間を要しました。作っては壊しの繰り返しでしたね。結果最初のセクションと真ん中のセクションでまるでメドレーかのような全く違う世界観の曲が混ざった不思議な曲になったのですが、どちらもメンバー5人の立ち振る舞いが際立つ雰囲気の作品になったと思います。アレンジに関しても、本当にその楽曲に必要なフレーズだけを入れることにこだわりをおいて洗練させていきました。
■先行公開しました「HATSUYUME」のMVも拝見しました。今回のMVを撮るにあたり、何かコンセプトなどあったのでしょうか？
夕霧:CG上手な方と知り合えたので、曲のイメージをお伝えして一緒に作っていきました。メンバーはどっしりと、背景がうるさく動く様なイメージでしたので最高に満足です。千手観音は僕の我儘で絶対入れたいとお伝えして入れて貰いました。全ての悟りを拓く曲だと思っているので。
まゆ：曲の表情を上手く活かした作りになったな〜と思いますね。
Kazami:15年を戦った5人の立ち振る舞い、シルエットが際立つような作品にしたかったので、それがかっこよく反映された作品になりました。
■余談ですが「FUJIYAMA」と「HATSUYUME」、何かおめでたい気持ちになりました。狙っていますか？（笑）
夕霧:どちらも元旦やら縁起の良いワードですよね。今日からは毎晩HATSUYUMEが観られますよ。
■23rd SINGLE「音楽が消えた日」もアルバムに収録されていますね。こちらの曲はMVが斬新だったのを覚えております。あのMVについて聞いても良いでしょうか？
夕霧:僕の撮影は渋谷から始まり、最後にはデビューシングル「ダンデライオン」のMVロケ地でもある千葉県の屏風ヶ浦という所まで行きました。監督曰く、歩いて行ったら着いたという設定らしい。ずっと後ろ姿なMVは最初で最後でしょうね。背中から色々感じて下さい。
まゆ：コロナ禍という事もあり初めてメンバー全員が１つの場所に集まる事なく作ったというのも個人的には印象的でした。ファンの方々からも動画を募りましたが、みんなそれぞれ自分なりの視点からの想いを乗せてくれてて、自分なりにコロナが蔓延して外出自粛、イベント規制などが1番厳しかった頃の気持ちを、どうやったら伝わりやすいか考えながら自分の担当した映像の部分を撮りました。
■22th SINGLE『離れた時に愛は』も収録されていますが、この曲は個人的に好きな曲で、これぞDaizyStripperと言うロックなナンバーでした。この曲についても聞いても良いですか？
夕霧:元々「トレゾア」という曲の歌詞の一部に「離れた時に愛は育っているよ」というのがあるんです。どうしたって会えない人も多かった2020年に、少しでも愛を伝えたくて描きました。無駄を削ぎ落とした究極のシンプルだからこそしっかり伝わる愛だと思います。
まゆ：コロナ禍を越えた先の希望、みたいな部分を押し出したかったですけど、結構シンプルな構成の中でいかにその今にも駆け出したくなる感じを出せるかというところを意識しました。
Kazami:その時は、コロナ禍で逢いたい人に逢いたくても逢えない日々ってとても辛かったと思うんですけど、"また必ず逢える"っていう希望を表す曲調にしました。DaizyStripperは"光"なので、その雰囲気はたくさん詰め込みました。
■今回アルバムに入っている曲の中で、どの曲もオススメだと思いますが、メンバーのオススメの曲、聴きどころを教えて下さい。
夕霧:最初から最後まで一曲も飛ばさずじっくり聴きましょう。そして最後の曲が終わったらもう一度一曲目だけ聴いてみて。
直:全曲並べてみると色鮮やかでカラフルなALBUMになりました。誰がどの曲を作曲した、とかは一度置いといて先入観無しで聴いてみてほしいですが、個人的には、雲灯籠の神聖な世界観が大好きです。
まゆ：個人的には今は白雨、白日夢。夏のイメージで作って作詞にもチャレンジしてるので、季節もピッタリなので聴いて貰えたら嬉しいですね。
Rei:御来光ですが、メンバーでまだ見ぬ頂上を共に目指す。山あり谷あり、大きな壁にぶちあたろうとも乗り越えてみせるさ、待ってる先に見える絶景を共にみよう。そんな思いを込めました。
Kazami:どれもオススメなので難しいですが、作品全体のストーリーを大切にしているので、最初から最後まで曲順通りに聴いてもらえたらより楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
■ALBUM TOUR 2022「フジヤマノボレ」も開催されます。今回はどんなツアーにしましょうか？意気込みも含めて教えて下さい。
夕霧:今回のツアーは基本２日間ずつじっくりFUJIYAMAの曲を全国に届けに行きます。一緒に成りたい自分に成ろう。結局その為に生きてるだろ。生きる理由を再提示します。
直:今まで感じた事ない刺激を与えるし、俺自身も刺激を求めて全LIVE挑みます。音楽だけに限らず見た目の面でもより刺激を探し求めアップデートする旅にします。
まゆ：新曲のツアーですが、曲を馴染ませるだけではなく、曲の可能性を拡げていけるような、ツアーが出来たら良いなとは思っています。
Rei:気持ちは富士山登る気持ちです！各合目の絶景を見に登山していきたいと思います。
Kazami:俺らメンバー含め、来てくれたみんなが心身共にパワーを秘めて帰ってもらえるような、そんな存在感のあるツアーにしたいと思います。
■ズバリ！今回のALBUM「FUJIYAMA」は、メンバーにとってどんな1枚になりましたか？
夕霧:FUJIYAMAを聴いて一人でも多くの人が何かを始める、辞める「きっかけ」になれば本望。俺にとっては最新が最高を有言実行出来た作品になりました。
直:新たな開眼
まゆ：今の自分なりのアイデアやチャレンジがいっぱい詰め込めれましたと思ってます。今の最高が詰まってるし、こういう作品作りが出来る事が次に進む為の一歩だとも思えますね。
Rei:16周年、地に足つけてメンバーとまだ見ぬ絶景を見るために、大切な道標となるアルバムになりました。
Kazami:15年という歳月があったからこそできた作品だと思います。リアルな"今"がたくさん詰め込まれてます。
■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
夕霧:ここまで読んでくれた貴方はかなり強めのトレゾアだとお見受けします。なので一言だけ。ツアーでノボロウぜ！
直: You're my sunshine!!!!!!
まゆ：読んでくれてありがとうございます。FUJIYAMAていうタイトルは最初アイデアを貰った時に結構びっくりしたんですけど、結果沢山の面白い風景を詰め込んだアルバムになったと思うので、是非一度聴いてみて貰えたら嬉しいです。
Rei:新たな道への挑戦、山あり谷ありではあるけど共に苦悩も乗り越え、絶景の景色を共に見ましょう。
Kazami:単刀直入に、アルバムを聴いてツアーにきてください！笑
頂上からの景色を一緒に眺めよう。
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*Vijuttoke掲載インタビューを配信中！
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
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8月22日（月）18:00 UNDER FALL JUSTICE / やーもんカンパニー-YMCP- / ルヴィーユ
8月23日（火）18:00 DaizyStripper / ACME
8月25日（木）18:00 ジグソウ / 蘭 / mama.
8月26日（金）18:00 BabyKingdom
Artist INFORMATION
2022年8月2日リリース DaizyStripper 9th Full ALBUM「FUJIYAMA」3type RELEASE!!
【初回限定盤】
〈CD+DVD〉
KISS-012
¥4,400(TAX IN)
［Disc-1］CD(11Songs)
01 FUJIYAMA
02 離れた時に愛は
03 オカルト
04 ツンデレ
05 音楽が消えた日
06 雲灯籠
07 白雨、白日夢
08 闘うネズミ
09 push up one's soul
10 HATSUYUME
11 御来光
［Disc-2］DVD
HATSUYUME MUSIC CLIP
HATSUYUME MUSIC CLIP OFF SHOT
【通常盤】
〈CD〉
KISS-013
¥3,300(TAX IN)
［Disc-1］CD(11Songs)
01 FUJIYAMA
02 離れた時に愛は
03 オカルト
04 ツンデレ
05 音楽が消えた日
06 雲灯籠
07 白雨、白日夢
08 闘うネズミ
09 push up one's soul
10 HATSUYUME
11 御来光
【豪華絢爛”頂”盤】
〈CD+DVD〉
KISS-014
¥15,000(TAX IN)
［Disc-1］CD(11Songs)
01 FUJIYAMA
02 離れた時に愛は
03 オカルト
04 ツンデレ
05 音楽が消えた日
06 雲灯籠
07 白雨、白日夢
08 闘うネズミ
09 push up one's soul
10 HATSUYUME
11 御来光
［Disc-2］DVD
HATSUYUME MUSIC CLIP
HATSUYUME MUSIC CLIP OFF SHOT
オリジナルスリーブケース
トールケース
ブックレット16P
MV撮影ステージ
アクリルジオラマスタンドセット
※DaizyStripper Official
Web Storeにて期間限定販売
DaizyStripper ALBUM TOUR 2022「フジヤマノボレ」
09月10日(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
09月11日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
09月17日(土) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
09月18日(日) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
09月24日(土) 藤沢ライブハウスN
09月25日(日) 藤沢ライブハウスN
10月02日(土) 浜松窓枠
10月08日(土) 名古屋ell FITS ALL
10月09日(日) 名古屋ell FITS ALL
10月22日(土) OSAKA MUSE
10月23日(日) OSAKA MUSE
10月29日(土) いわきclub SONIC
10月30日(日) いわきclub SONIC
11月03日(祝木) 仙台CLUB JUNK BOX
11月05日(土) 札幌CRAZY MONKEY
11月06日(日) 札幌CRAZY MONKEY
11月12日(土) 長野CLUB JUNK BOX
11月13日(日) 長野CLUB JUNK BOX
11月19日(土) 岡山IMAGE
11月20日(日) 広島SIXONE
11月23日(祝木) 福岡DRUM Be-1【まゆ生誕公演】
12月02日(金) Veats Shibuya
12月03日(土) Veats Shibuya
