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Vijuttoke22年8月号「ACME」インタビュー
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Vijuttoke22年8月号「ACME」インタビュー

2022-08-23 18:00

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    ACME HP

    L→R Ba.RIKITO / Vo.CHISA / Dr.HAL / Gt.将吾

    炎のように激しく燃えたり時にはか細くゆらめいたり、そんなタイトル通りの曲「Kagaribi」
    メンバーのいいところを凝縮したこの曲は、ACMEの王道パターンの1つながら、今まで以上の色気を感じる超メロディアスソング!​

    ■今年に入って3作目の新譜「Kagaribi」を発表しました。相変わらず精力的に活動していますね。忙しくは無いですか?

    CHISA:リリースもそうですがラジオの冠番組が始まってからは更に忙しい日々を送ってます。

    将吾:1曲1曲出していったので忙しさはいままでと変わらないです。

    RIKITO:コロナ禍になってからいろんな活動が制限されていて、思うように活動できない時期もあったので今の状況は忙しいと思うよりも毎日充実していると感じることが多いです。

    HAL:社会人は週5朝から夜まで働いているのでそれに比べたら大したことないです。私は週7で働いています(笑)


    ■それでは早速7月1日にリリースした「Kagaribi」の話を聞いて行きたいと思いますが、今回の「Kagaribi」は、唄のメロディがいつも以上に色気を感じる超メロディアスソングでした。メンバーから見てどんな曲になりましたか?

    CHISA:タイトルのとおり、炎のように激しく燃えたり時にはか細くゆらめいているような、そんな曲になりました。

    将吾:ACMEの王道パターン2つの内の1つですね。歌にパワーを感じる曲になってます。個人的にも好きな1曲でもあり、みんなに聴いてほしい曲です。

    RIKITO:一言で言うと「メンバーのいいところを凝縮した曲」といった感じですね。メンバーそれぞれの持つポテンシャルをこの1曲にまとめた感じがします。

    HAL:いつもCHISAの声の魅力を引き出す事を念頭に置いて作曲しているので、それが上手く行きました。


    ■この曲の雰囲気を作るのに、各パートで拘った事などありますか?

    CHISA:いろいろメンバーからオーダーあると思ったのですが自由に歌わせてもらってOKでました。

    将吾:レコーディング当日に録りながらギターのフレーズを考えました。事前にフレーズを準備するより頭柔らかく柔軟にレコーディングできて最高なものができました。

    RIKITO:ベースに関してはサビ以外は比較的落ち着いたアプローチで、サビになったらRIKITO節全開で疾走感あるベースラインにしたところです。

    HAL:いつもの事ですがデモを作った段階ではギター、ベースはあんまりアレンジせずに渡して各個人で味付けしてもらっています。なのでレコーディングしていて「こう来たか!」と自分では思いつかないフレーズが出てきます。それに合わせてドラムのフレーズも変化させて曲を完成させています。


    ■「Kagaribi」の歌詞は、後悔のように感じる部分や、未来に向かっての前向きなメッセージも感じたり、非常にステレートなようで奥深い歌詞でした。歌詞についても教えて下さい。

    CHISA:色んなことで隔たりを感じてて、会いたい人に会えないというのは何年もその後の人生に後悔を残すと思っていて。会いたいと思っている人の背中を押せる曲を届けたい思い作りました。


    ■ある意味、「Kagaribi」はコロナ禍だからこそ出来た曲だったりするんですか?

    CHISA:そうです。今置かれてる状況って無限の過去の選択一つ一つの結果だと思うんです。今の自分の人生に小さなことでも後悔があるならば、それは自分のしてきた小さな諦めとか、小さな妥協の積み重なった結果だと思うんです。だからその人の人生においては、伝えたいことを伝えること、会いたい人に会うことが揺るぎない正解だと声を大にして言いたかったんです。

    将吾:歌詞はそうかもしれないですけど、曲は関係ないですね。全員で作曲しデモを持ち寄って今自分達が出したいものを出しました。

    RIKITO:もしかしたらコロナ禍だったからできたのかもしれないのですが、制作段階ではあまりそういったことは意識せず、今回の曲に関しては自然と今までのACMEの作ってきたサウンドを凝縮した今のACMEを代表する1曲になったと思います。

    HAL:そうですね、 アメリカツアーも控えていたので今のACMEの全てを詰め込んだ作品にしようと思い作りました。俺達の火は消えてないぞ!っと願いを込めて。


    ■今年5月に発売した前作「Heaven's door」は、今作「Kagaribi」とはまた違ったアプローチで、激しさの中でのエモさが際立った曲でした。こちらの曲についても教えて下さい。

    CHISA:激しいのでパフォーマンスしてるこっちが天国の扉見えてきそうになります。

    将吾:原曲はおれが作曲しました。これは作曲した当時の自分の中の流行りのフレーズを再現した曲です。Kagaribiとは別のACME王道パターンの1つって感じします。かっこいいと思える曲に仕上がりました。

    RIKITO:とにかくかっこいいリフが多い曲だけど、サビはしっかりメロディアスな部分もありKagaribiとは全く違った印象の曲でこれまたACMEのいいところがたくさん詰まった1曲だと思います。

    HAL:この曲のテーマは「何があっても絶対に諦めない」です。コロナ禍だから出来ないことがたくさんありました。諦める理由なんていくらでもある、自分次第でいつでも引き返すことができるからこそ死ぬまで突き進んでみよう。というのがテーマです。


    ■前作「Heaven's door」から、今作「Kagaribi」のリリースの間、何か気持ちだったり、曲へのアプローチだったり、変わった事はありましたか?

    CHISA:同時に制作していたので変化はないです。同じ時期のアイディアとかアプローチで違う2曲が生まれた感じです。

    将吾:その2曲は同時にレコーディングしたので特に何も変わってません。いまは次の作曲の事を考えてますが、どんなものを作るか考え中です。

    RIKITO:この2曲をレコーディングしたタイミングは同じだったのでそこまで心境の変化とかはなかったのですが、曲のテイストが違うので演奏のアプローチに関してはできるだけ違ったものにしようとは思っていました。

    HAL:「Heaven's door」では曲調も歌詞もゴリゴリで攻めた感じでACMEの強い部分を押し出しています。「Kagaribi」ではヘビー、メロディ、ハーモニー、リズム、曲の流れのバランスを大事に作りました。


    ■2021年、日本のバンドとして唯一アメリカツアーを成功させた「ACME」ですが、こんな時代だからこそ海外への強い気持ちを感じました。あの情勢の中、どんなツアーになりましたか?

    CHISA:煩雑なお役所的な手続きは大変ではあったのですが、やりたい気持ちがあったから、そこはしっかりとやろうということで1個ずつクリアして。アメリカに着いてからは情勢的なことは感じさせないぐらい全ステージに活気がありました。シカゴとコスタメサが初めてのワンマンだったのですが、そこでワンマンできたという自信にもなりました。

    将吾:大成功の最高のツアーになりました!アメリカでは声を出せるしほとんど今までのライブができるのは嬉しかったですね。

    RIKITO:2021年のツアーに関しては今までのツアーの中でも長い期間続くツアーではあったので最初は少し不安もありましたけど、初日のライブから想像を超えるお客さんがライブに来てくれたおかげでそれ以降のライブも初日の勢いのまま最後まで駆け抜けることができました。

    HAL:なかなか海外でライブをする事か難しい世の中になってしまったからこそACMEが日本の代表になったつもりでツアーをしました。どこの会場も歓迎してくれたので日本のロックは死んでないぞ!と
    伝えられたと思います。


    ■そして今年は6月30日から北米ツアー『ACME NORTH AMERICA SUMMER TOUR 2022 「WILDFIRE」』を開催しました。SOLD OUT公演もあったとお聞きしました。今年はどんなツアーになりましたか?

    CHISA:海外での活動は2018年ぐらいから始めて、正直大変なこと、あまり上手くいかないことも沢山あったのですが、今回のツアーでは今まで育ててきたものがようやく身を結んできたという実感がありました。そして初めてやったなかではカナダのトロントは新しいことがここから始まる予感がしました。

    将吾:今年も数カ所ソールドし大成功のツアーになったし、毎回楽しいです。急遽決まった7/30のライブもたくさんの人がきてくれました!

    RIKITO:初めてアメリカでのワンマンライブでSOLD OUTしたことについては本当に驚きましたし、驚いた倍くらい嬉しかったですね。まさかそんなにも僕らのライブを楽しみにしてくれているファンの方がいると思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいでしたし、それと同時に期待してくれている以上のライブをしないといけないなとも思っていました。


    ■今後も海外を視野に入れた活動をしていくんですか?

    CHISA:自分がバンドマンでいられるのは求めてくれる人がいてこそなので、どこでも求めてくれる人がいる場所には行きたいと思ってます。でないと自分が自分でいられないので。

    将吾:そうですね、呼ばれればどこでも行くと思います!治安が悪くないとこであれば(笑)

    RIKITO:もちろんACMEのライブを楽しみに待ってくれているファンがいる限りこれからも国内のみならず、呼ばれれば海外に積極的に行ってライブがしたいです。すでに来年の4月にもアメリカでのライブも決まっているので今から楽しみです。

    HAL:もちろん、アメリカだけではなくオファーと空気があればどこでも行きます。


    ■今年はまだリリース予定をしてたりするのでしょうか?「Kagaribi」の次の曲はどんな曲になるのか楽しみで聞いてみました。言える範囲で良いので教えて下さい。

    将吾:今よりもチューニングを下げて、雰囲気のあって、ゴリゴリのリフあって、印象に残るメロディーのサビの曲をおれが原曲を作ったんですけど今よりチューニングさげるのはこのバンドでは難しいので考え中です。その曲が採用されなければ聴けないんですけどね。

    RIKITO:もちろん今年はまだ新曲をリリースしようと思っています。今回のアメリカツアーで成長したものを活かしてまた新たなACMEの進化したサウンドを届けられたらなと思っています。

    HAL:まだ何もできていませんが、きっと最高傑作ができるはずです。


    ■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

    CHISA:いつも応援ありがとうございます。音楽は人生を彩るものだと思います。その筆を振るう気持ちで曲を作ってます。良かったら聴いてください。激動の時代ですが一緒に生きていきましょう。

    将吾:福岡県出身のギターの将吾です!I just want to say this. If you come to one of our concerts, you will have a great time and we will entertain you! So please come!

    RIKITO:アメリカツアーも終わって今度は国内でのツアーも決まっているので是非今回のアメリカツアーで成長したACMEを見に会場に遊びに来てほしいです。

    HAL:最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも良い音楽を届け続けるので期待して待っててください!ライブに来たら絶対後悔させません!会場で会いましょう。


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    Vijuttoke INFORMATION

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    ≪22年8月号 配信LINE UP≫
    8月22日(月)18:00 UNDER FALL JUSTICE / やーもんカンパニー-YMCP- / ルヴィーユ
    8月23日(火)18:00 DaizyStripper / ACME
    8月25日(木)18:00 ジグソウ / 蘭 / mama.
    8月26日(金)18:00 BabyKingdom

    Artist INFORMATION

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    ACME14th new single「Kagaribi」

    【ストリーミング&ダウンロードにてリリース】 
    ■発売日:2022年07月01日(金)
    ■収録内容:01. Kgaribi
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    ACME JAPAN TOUR 2022

    *出演:ACME(ONE-MAN LIVE)
    *日程・会場:

    ・11/19(土) 仙台 enn3rd
    ・11/20(日) Heaven’s Rock 宇都宮 サンブンノニ (VJ4)
    ・12/02(金) 札幌ベッシーホール
    ・12/10(土) 広島 ALMIGHTY
    ・12/11(日) 大阪 Pangea
    ・12/17(土) 千葉 ANGA
    ・12/24(土) 名古屋 ell.SIZE
    ・12/25(日) 福岡 DRUM SON
    ・2023/01/14(土) 渋谷サイクロン (FINAL)

    *料金・チケット:詳細近日発表

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