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Sadieの真緒(vo)と(g)により2016年春に始動し、激しさとエモさを兼ね備えた音楽性と強固な世界観で多くのリスナーを魅了しているThe THIRTEEN。彼らの最新作「A World of Villains」は“悪”や“悪魔”をテーマにしたコンセプチャルな作品で、彼らの新たな魅力を堪能できる一作となった。意欲作を完成させたThe THIRTEENのメンバー両名に「A World of Villains」について語ってもらったインタビューを、3回に亘ってお届けする。


Interview:村上孝之



――ここまでの話から分かるように、美月さんは本当に楽曲重視のスタンスといえますね。それぞれの楽曲に寄り添うギターを弾かれていますし、ギター・ソロがないと嫌だというタイプでもないようですし。

美月:自分のスタイルというのも勿論大事ですけど、それ以上に楽曲をいい形に仕上げたいというのが僕の中にはあるんです。ギター・ソロに関しては、僕は自分が好きなジャンルやこれまでやってきたジャンルをThe THIRTEEENに反映させていてメタルも好きだけど、ソロを弾きあげるメタルよりもヘヴィなリフがあってリズムを重視した重低音メタルのほうが好きだし、自分でもそれをやりたい。だから、楽曲が求めていればギター・ソロも弾きますけど、全曲ソロを弾きたいというようなことはないですね。