2023年に20周年を迎えることを受けて数年ぶりに再集結を果たし、’23年1月と8月にスペシャル・ライヴを行い、10月には新曲もリリースするなど、充実した活動でアニバーサリー・イヤーを駆け抜けたアンティック-珈琲店-。ブランクを感じさせないばかりかよりパワーアップし、魅力を深めていることに驚いたリスナーは多かったに違いない。20周年を締め括るLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演を間近に控えたみく(vo)をキャッチして、あらためて彼の人となりに迫ったインタビューを前後編2部構成でお届けしよう。
Interview:村上孝之
写真:山内洋枝
――アンティック-珈琲店-20周年の締め括りとして'24年1月5日・6日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催されるライヴが近づいてきました。どんなライヴにしたいと思っていますか?
みく:1番強く思っているのは、お客さんが今後アンティック-珈琲店-を振り返ったときに、あのライヴが1番よかったなと思ってもらえるものにしたいということです。他にも、本当にいろんな思いはありますね。“20年間ありがとう”という気持ちもありますし、20周年のフィナーレなので悔いのないようにという気持ちもありますし。これまでの中でもバンドとして1番カッコよくありたいというバンドマンとしての気持ちもありますし、お客さんと一緒に楽しみたいという気持ちもありますし。ちょっと欲張りな1日になるのかなと自分的には思っています。