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Vijuttoke24年5月号「ACME」インタビュー
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Vijuttoke24年5月号「ACME」インタビュー

2024-05-28 18:00

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    ACME HP

    難しい事は何も考えず純粋に楽曲を楽しんで欲しい!
    そんな思いが詰まった「PARTY METAL ANTHEM」!
    超強力なアルバム曲も投入して7周年企画『Burning soul till die』も開催決定!​

    ■今年はいきなり二枚のシングルを連続リリースなど、ど肝を抜く展開から始まりました。そして息つく間も無く5月15日に1年6ヶ月振りになる4枚目のアルバム、「PARTY METAL ANTHEM」をリリースします。率直に感想をお願いします。

    CHISA:制作開始当時は新しい展開の話など色々あったり、なくなったりを繰り返してまして...アルバムリリースまで紆余曲折ありすぎて、やっとリリースを迎えられるのかとホッとしています。ファンにはお待たせしましたと言いたいです。

    将吾:最近のACMEが詰まったアルバムになりました。新曲2曲入りでライブでのバリエーションも増えるのかなと思います。新しい曲になる度に音の進化も分かる1枚です。

    HAL:前回のアルバムから1年6ヶ月も経っていたんですね、「Resisted temptation」を作った時にこれ以上のアルバムを作るのは骨が折れるなぁ、なんて思っていたのですが骨折することなくできちゃいました。でも楽曲制作している中、何回も心は折れました。

    RIKITO:今回のアルバムはこれまでACMEを応援してきてくれたファンのみんなが聴けば前回のアルバム以降でのACMEの進化を感じられ、そしてこれから今回のアルバムを機にACMEを知ってくれる人たちが聴けば必ずACMEというバンドの持つ魅力をたくさん感じてもらえるアルバムができたなと思っています。


    ■4作目となる今回のアルバムのタイトルですが、「ACMEの決して揺るがないポジティブな姿勢」がテーマとなっているとお聞きしています。こちらタイトルに込められた意味を教えて下さい。

    HAL:今まで、楽曲を通して色々なメッセージを届けようとして来ましたが今回は難しい事は何も考えず純粋に楽曲を楽しんで欲しい、という気持ちでこのタイトルにしました。


    ■こちらのアルバムですが、まず1曲目には2月にシングルとしてリリースした「STAND UP」からはじまります。こちらタイトルの直訳「立ち上がる」ですが、まさにアルバムの1曲目にふさわしいタイトルですよね?この曲について改めて教えて下さい。

    将吾:2010〜2012年を思い出すようなメタルコアをやりたくてできた曲です。これこれ!っのを全部詰め込んだような曲になって好きです。その当時と同じようにチューニングも低くないです。

    HAL:私はACMEが始まる前はメタルコア界隈のバンドやっていて、その時代の対バンは良い意味でみんな同じ展開を持った楽曲を演奏していました。なので初めて聴いたバンドでも「次モッシュパート来るぞー、ほら来たっ!」思える程でした。当時は若干飽き始めていたのですがあれから10年以上経った今、逆に新しいのではないかと思い作曲しました。

    CHISA:ボーカルはもちろんのこと楽器隊も存分に魅せて聴かせられる曲かと思います。4人がこの曲をどう乗りこなすのか、目に焼き付けてほしいです。

    RIKITO:この曲の歌詞を書く際に、とにかく前向きになれるような歌詞、そして誰かの背中を押せるような歌詞を書こうと思って書きました。楽曲にも勢いがり、そして歌詞にも「突き進め今」というところもあり是非ライブでも楽曲の勢いのまま全力でモッシュして盛り上がってもらいたいですね。


    ■そして2曲目の「ウルフヘズナル」は、歌詞の単語のチョイスなど、かなり攻めた曲ですね!こちらの曲もメンバーから解説をお願いします。

    CHISA:懐古せずに「V系らしさ」を歌詞にしたくて書きました。精神的にも重たい曲なので、辛い時に辛い曲を聴くという荒療治?カタルシス?に浸りたい方以外は、あんまり辛い時に聴かないほうがいいかも。自分でも歌詞の意味を考え出すとキツい時があります。それぐらい生々しい叫びです。

    将吾:この曲は激しい曲では最先端の事をやっています。歌があるところや、リフが動くようなところのギターのチューニングは普通のCですが、イントロやブレイクダウンのところはそれから1オクターブ下がってます。ACMEと言えば低いチューニングの代表曲の1つでお気に入りです。

    HAL:この曲は実験的な曲で、他曲では使わなかった楽器を使ってレコーディングしました。なので他の曲とは聞こえ方が違うのです。ギターの弦の揺れを一番感じる事ができる楽曲だと思います。

    RIKITO:楽曲のところどころで出てくるリフの中にも細かなフレーズの変化があったり、音色の変化やリズムの変化があり、1曲を通していろんな展開を楽しめる曲になっています。


    ■アルバムのリード曲である「PARTY METAL ANTHEM」が3曲目に収録されております。歌詞にある言葉「Burning soul till die(死ぬまで燃え続ける魂)」は、ACME4人の姿を永遠に映し出す言葉になっているとお聞きしています。まさにACMEの屈強な心意気が歌詞にも反映している曲ですね!

    将吾:最新のACMEはこれだ!って曲になったと思います。重い曲ってよりは激しいよりの曲になりました。前半と後半での曲の変わり方も良い感じです。

    HAL:今まで色々なメッセージを込めた歌詞や楽曲を作って来ましたが私のようなタダのバンドマンが誰かに何かを諭すなんておこがましい、私に出来ることは音を通してひたすら楽しん貰う事、と思い制作しました。この曲はシンガロングや掛け声が多いのはライブをお客さんと一緒に楽しみたいからです。なので冒頭(Let me hear your soul)「お前の魂を聞かせてくれ」から始まります。なので大きな声で『Hey Hey Hey』と言って欲しいです。

    CHISA:HALさんらしいアプローチの歌詞だと思います。自分だったら「今を生きるしかない」と言われたら「だから嫌なんだよ!」って思ってしまったり、「理想の世界」を想像したら...「そこに自分の姿はない」とか思ってしまうのです。同じバンドをしていてもこんなにも違う歌詞が書けるんだと思うと、ACMEにしか生み出せない世界になってると実感します。ボーカルとして新しい表情を見せることに取り組めて嬉しいです。

    RIKITO:楽曲のデモを聴いた時からこの曲は絶対にライブでやったら盛り上がるから絶対にアルバムに入れたいって思っていた曲です。お客さんと一緒に声を出して盛り上がれる部分の多い曲なのでライブではお客さんと一体となって盛り上がりたいですね。


    ■4曲目の「黄昏」は、また違ったアプローチの曲ですね。この曲はV系と言うよりは、懐かしさすら感じるPOPな曲ですね!

    CHISA:ウルフヘズナルと同じ日にレコーディングしたのですが、情緒がどうかしてしまいそうでした。

    将吾:単純に良い曲ですね。この曲を海外でやるとき凄い景色が見れるんですよ。ギターソロも良い感じの味を出せたし野外の広いところで演奏してみたいですね。

    HAL:V系はメイクをして衣装を着て非現実的な世界観にオーディエンスを誘う事を主にしていますが実はみんな同じ人間なので、たまには人としてのリアルを楽曲で表現しても良いのではないかと思い制作しました。なので私自信の気持ちを偽りなく歌詞にしました。

    RIKITO:ライブで演奏していて一番気持ちいい曲ですね。楽曲の持つ力と、ACMEというバンドの持つ力が一つになった瞬間に生み出されるこの曲の壮大さは世界のどこへ行っても通用するような楽曲だと思います。


    ■5曲目の「洗脳」は、まさに音からも洗脳感が出ているボーカルのエフェクト感や、展開の場面の切り替わりが面白い曲です。この曲についても聞いて良いですか?

    CHISA:「レトロフューチャー」をテーマに制作しました。聴いてると洗脳されてしまうようなサウンドを作りたくて作りました。ライブで大きい音で聴いてもとても心地よいと思います。

    HAL:未来的でもあり80's感もある楽曲ですね。メンバー全員美味しい所があり非常にバランスが良い、ライブでもこの曲があるとメリハリが出ます。

    RIKITO:この曲ではシンセベースとエレキベースのフレーズの掛け合いが他のACMEの楽曲にはない特徴の一つになっていて、ライブではお客さんも自然と体を動かしたくなるような曲で演奏していてもすごく楽しい曲です。


    ■3月にシングルとしてリリースした「百色輪廻」が、6曲目に収録されています。タイトルからも滲み出ている妖艶さと、不気味感が前面に出ている曲だと感じました。収められている楽曲の「密度の濃さ」もこの1曲でも感じまね!

    CHISA:いわくつきの曲とでも言いましょうか...メンバーに「原曲あなたでしょ?」と言われ「そうだっけ?」と返すほど、この曲を作った時は忙殺されていて、作った記憶がスッポリとないのです。何か高次元の存在からこれを作るように操られていたのかもしれません(笑)

    将吾:この歌詞はおれが書いたんですけど、輪廻転生をテーマに書きました。同じような日々を繰り返すと輪廻転生をかけた歌詞になってます。「悔いのない人生はつまらない。退屈な人生に祝福を。今日をつかむ。」これを見て感じる事がその人のこの歌詞の答えです。

    HAL:重く、妖艶な楽曲です。まさにV系ラウドって感じですね。曲の作りとしては最近の洋メタルのよりですがACMEが演奏すると抑えきれない妖艶さがあります。

    RIKITO:曲中に流れているシンセの音色やフレーズがどことなく妖艶さを特に感じさせてくれる気がして、聴けば聴くほどクセになってこの曲に引き込まれてしまうような感じがしますね。


    ■ラストの「カノン」も壮大感も感じるまた違ったアプローチの曲ですね。ACMEが奏でる『ロック』って感じの曲でした!最後にこの曲をチョイスした理由はあったりするのでしょうか?

    CHISA:2000年代っぽい曲を今の解釈で作ったらどうなるか実験してみた曲です。あの頃に夢を抱いていた誰かに向けて、今の僕からのプレゼントした曲です。「この世界線って本当に正史の世界なのか!?」と言いたくなるぐらい悲しい出来事、混沌とした出来事が多いと感じています。でも更に酷い世界線の住人から「お前がこの世界を輝かせるんだろ!」と喝を入れる応援ソングです。ある意味「今を生きるしかない」と、アプローチは違えどHALさん根っこの部分で同じ気持ち持ってるな思いました。それでアルバムのラストはこれだ!と決めました。

    将吾:個人的にアニメの最終回のような感じがします。ワンマンライブの最後にやってハッピーで終わるのが想像できます。そういうのもありこの曲はアルバムのラストにふさわしいと思いました。

    HAL:今回も曲の振り幅が凄いのでまとめるのが難しいのがACMEの楽曲ですが、最後の曲はこの曲しかないと思います。

    RIKITO:今回アルバムに入れる曲を並べたときにやはり最後に来る曲はこの曲しかないのかなって思っていましたし、ライブのセットリストに入れる際もこの曲を最後に持ってくることによってその日のライブをしっかり締めることのできる曲だなと思っています。


    ■6月にACME 7th Anniversary Live Tour 2024『Burning soul till die』開催も決定しております。今回はどんなツアーにしましょう?そして7周に向けて、意気込みをお願いします!

    CHISA:7周年そろそろ腰を据えて...なんて気持ちは更々ない、超強力なアルバム曲投入して新しい楽しさ更に追求しよう!といった意気込みです。

    将吾:正解は無いかもしれんけどいつも来てくる人、初めて来た人でも楽しめるようなセットリストをやりたいです。是非周年を祝いに来て下さい!

    HAL:Newアルバムもリリースしましたがこの曲が完成するのはオーディエンスの力が非常に重要になってきます。なのでみんなで最高のライブを作って行きましょうー

    RIKITO:今回自信を持って作ったアルバムを引っ提げて始まるツアーなので、是非いろんな会場でたくさんの人に今のACMEの楽曲の持つパワーだったり、今のACMEにしか出せない音を会場で感じてもらいたいですし、アルバムの曲がライブでどんな風に表現できるのか楽しみですね。


    ■全然余談ですが、ACMEのレギュラーラジオ番組『ACME STATION』がSKYWAVE FM(89.2MHz)にて、毎週日曜日21時〜22時から絶賛放送中です。どんな事をお話されているのでしょうか?

    CHISA:ライブがオンならば、ラジオはかなりオフな表情が伺える番組になってます。リスナーと作ってる番組ですので、これを読んだあなたもぜひメッセージ送ってください!

    将吾:1人1人のミニ番組がありそれについて話してます。メンバーが答えるイントロクイズなどもあります。カットされとる部分も多いですが自分で聞いてもおもしろいと思いました。いつか公開収録があるときはノーカットバージョンなので普段方されない、放送できない事も聞けてかなりおもしろいですよ(笑)

    HAL:89.2(やくに立つ) と言う意味があるらしいので生活の役に立つ情報をお伝えしたいと思い収録しているのですが毎回何の役にも立たない話がたれ流されています。聞かなくても人生何も支障はないと思いますが楽しい時間を過ごすことができると思います。

    RIKITO:毎回みんなリラックスしてやっているおかげで普段ライブでは聴けないようなメンバーの素の部分がだいぶ聴けるそんな内容になっています。毎回リスナーから届いたメッセージを元にワイワイ楽しくやらせてもらっているので是非聴いてみてください。


    ■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

    CHISA:自信作です!ひとまずアルバムを騙されたと思って聴いてみてください!

    将吾:ギター担当の福岡県出身の将吾です。趣味はポケカとミニ四駆やってます。人の名前より顔を覚えるのが得意です。このバンドを長く続けたくてまずは10周年を目指してます!応援して下さい!

    HAL:Let's partie metal!!!

    RIKITO:今回のアルバムは本当に自信作です!絶対に聴いてください!聴けばライブに行きたくなるはず!ライブに来て一緒に最高の時間を過ごしましょう!


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    ≪24年5月号 配信LINE UP≫
    5月23日(木)18:00 巽(XANVALA)
    5月24日(金)18:00 泥眼 / DESTiA
    5月27日(月)18:00 Luv PARADE / CHAQLA
    5月28日(火)18:00 ACME

    Artist INFORMATION

    ACME 4th Album「PARTY METAL ANTHEM」

    2024.05.15(wed) Release !!!
    ■ストリーミング&ダウンロードにてリリース
    ■品番:ACME-018 
    ■収録内容(全 7 曲入り)
    1 STAND UP
    2 ウルフヘズナル
    3 PARTY METAL ANTHEM
    4 黄昏
    5洗脳
    6 百色輪廻
    7 カノン

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