デビューから30年を超えた今なお進化し続けるPENICILLINに籍を置くと共にThe Brow Beatのプロデューサー/シンガーとして活動し、精力的にライヴも行っているHAKUEI。意欲的な姿勢はもちろん、彼が提示するものが常にハイ・クオリティーであることには圧倒されずにいられない。長いキャリアにあぐらをかくことなく、常に攻めの姿勢を貫くHAKUEIという存在は本当に魅力的だ。そんな彼を招いて2024年の活動を振り返ってもらうと共に、今の彼が考えていることや今後に向けたヴィジョンなどを語ってもらった。
Interview:村上孝之
写真:菅沼剛弘
――HAKUEIさんの2024年のライヴ活動は2月10日・11日に新宿ReNYで開催された<PENICILLIN HAPPY BIRTHDAY & VALENTINES DAY LIVE SPECIAL 2024>で幕を開けました。
HAKUEI:PENICILLINを結成したのが1992年の2月14日だったので、毎年その時期に結成記念とヴァレンタイン・デーを祝うライヴをやっているんです。それを、今年もやりましたという印象ですね。