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先日、マイクロソフトの共同創業者で資産家のPaul Gardner Allenによって、シブヤン海の海底に沈む姿が確認された戦艦「武蔵」。
あの世紀の発見によって、新しくわかったことを反映した新規設計の艦船キットを、模型メーカー・モデルファクトリーヒロが発表しました。
マルチマテリアル仕様の「アルティメットキット」シリーズ第4弾として、2015年7月に発売される予定。オンラインショップで予約受付もスタートしています。
【そのほかの画像や動画、リンクなどは元記事でどうぞ】
■複合素材使用で最終時の武蔵を徹底再現
レジンキャスト、エッチング、ステンレス、ホワイトメタル、UV加工樹脂など、複数の素材を使用したガレージキットとなっており、1944年9月のレイテ沖海戦シブヤン海に出撃した姿を再現。船体はフルハル仕様とウォーターライン仕様のどちらかを選択することになり、シリーズ第1弾の戦艦「大和」で再現されていた船体内部構造を除外することで、パーツ数を抑えて組み立て易い仕様となるそうです。 サーチライトや水上機は半透明樹脂で成形されているほか、主砲・副砲の砲身は真鍮挽き物、高角砲は極細ステンレス砲口部の開口済み済、アンカーチェーンは金属パーツで再現しているなど、かなり贅沢なキットと言えるでしょう。
個人的にはポール・アレンによる調査で発覚したシールド付きの機銃座や、副砲砲塔上部のモールドが再現されているかどうかも気になるところです
船体のレジンパーツやメタルパーツは成形時のパーティングラインがモールドと重ならないように設計されているというのも嬉しいところですね。 プラモデルとは違う素材なので、作り上げるには相応のスキルが求められますが、最終時の武蔵を最新考証で再現したハイクオリティキットとなれば、艦船モデルクラスタは見逃せないアイテムではないでしょうか
同シリーズ第1弾の「戦艦大和」生産終了済みの特設ページには、完成品のフォトギャラリーが公開されていますので、そちらも参考にすると良いかもしれませんよ。 完成図を見ているだけでもう「眼福でした」と感謝したくなる逸品でしたので、興味のある方はぜひぜひ