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市川右近さんのご子息、 タケルちゃんの初舞台を
祝ってのお食事会が、 イタリーから帰られた
樋口百合子さんを迎えて ありました。
東京にいながら、 京都の 風情を感じさせる
京懐石料亭〝菊乃井〟さんに伺いました。
お店までの 石畳と 竹の通路が なんとも素晴らしく、
京数寄屋の佇まいが 京都を彷彿とさせます。
ご主人 村田吉弘氏 の気配りが感ぜられます。
〝菊乃井〟は、 「ミシュラン ガイド 東京2016」で
〝二つ星〟を獲得した名店です。
京懐石の 洗練されたお料理、 器、 設え、 おもてなし等、
すべてに 行き届いたお店は、 さすがの一言です。
こちらで、 市川右近さんと 明子夫人、 タケルちゃんご家族、
樋口百合子さんと 水無月のお献立をいただきました。
八寸から、 向付、 鮎の塩焼、 賀茂茄子の冷し鉢、
強肴、 御飯、 留椀、 水物のデザート に至るまで、
一皿一皿 じっくり 堪能いたしました
あまりに 話に花が咲きましたので、 お写真にまで
気が まわりませんでした(笑)
右近さんは 屋号を今までの 「澤瀉屋」から 「高嶋屋」になり、
来年1月に 「三代目 市川右團次」を襲名します。
そして、 タケルちゃんは お父様の 「市川右近」を継ぎます。
この襲名披露は、 新橋演舞場で 市川海老蔵、 市川猿之助、
市川中車さん方が 応援出演する予定です。
『「先代 (市川猿之助 76、 現・猿翁)は 自分の力で
のし上がった人物ですから、 弟子に対しても
血縁なんて 二の次で 実力がすべて という考えでした。
そのため、 梨園に血縁のない 国立劇場 歌舞伎俳優養成所の
卒業生を 多く引き取っては、 技術を叩き込み、 自らの舞台に
抜擢していった。 そんな彼らの リーダー的な存在となったのが
右近でした」 (澤瀉屋関係者)
「 『 猿之助(先代)が出ない 』 となると チケットも 捌けなくなった。
そんな逆風の中、 右近は 先代の役を 代わりに演じ続け、
一門をまとめた」(同前)
その姿に 先代の亡き妻・藤間紫は 生前、 「右近を芸養子にして
猿之助を継がせたい」と 進言したこともあったという。
右近は あるインタビューで こんなことを言っている。
< 市川猿之助が 創ったものが、50年、100年と続いていったとき、
師匠が創造された 「スーパー歌舞伎」や 古典作品というものの
価値が見いだされるし、創始者としての猿之助の名前が
歴史に刻まれる。 だから、僕らがやらなければいけないことは、
師匠の名を いかに 「歌舞伎年表」に残すか ということでもある >
こうして 右近は周囲から 「猿之助の後継者」
と呼ばれるようになった」 のだそうです。』 (NEWS ポストセブンより)
香川照之さんが 「市川中車」 となって 不仲説が流れたという、
噂が立ったという記事が 〝NEWSポストセブン〟に
ありましたが、 お食事の席でその話題になり、
右近さんに 伺ったところ、 「そんなことは ありません」と、
完全否定されていました。
直接伺ったので、 これは 事実ですよ。
その証しに、 市川右團次の名跡を 継ぐ 来年1月 新橋演舞場で
行われる 襲名興行には海老蔵さん、猿之助さんと、 共に
中車さんも 応援出演なさるのですから。
ファンの皆さま、 どうぞご安心ください
6歳のタケルちゃんは、 元気いっぱいの男の子ですが、
さすがは 歌舞伎のお世継ぎ、 お行儀のよいこと!
大人ばかりの中でも、 とても きちんと 〝お利口さん〟でした。
ちょっと はにかんだ タケルちゃん。 着物姿から一転、
スーツ姿も カッコよくて、可愛いですね~
オシャレで素敵な 右近さんご家族、
シャネルづくしの 樋口百合子さんと
タケルちゃん、 また ご一緒いたしましょうね
「菊乃井」さん はじめ、 一流の和食研修を 国の補助事業で
外国の方々が 学べる制度が できたそうです。
日本料理を学ぶ 世界中の外国の料理人の方々が、
和食の味、伝統等、 きちんと学んで、
日本の素晴らしい和食が 世界中に広まるのです。
考えただけで、 とても楽しみです
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では 皆さま 次号をお楽しみに。