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銀行の利息が 驚くほど少なくなってから
ずいぶん経ちます。
利息が微々たるものなら 銀行に預ける
よりは、 手元に置いていく方が 安心、
安全という志向が高まったのと、
「日本が破たんするかもしれない」という
金融機関への懐疑心が強くなったのも
この頃だったようです。 「タンス預金」
という言葉が よく聞かれました。
今年に入って 廃棄された現金が見つかった!
などと 驚くべきニュースが相次いで聞かれ、
先日 また ゴミ捨て場から 多額の現金が
見つかりました。 びっくりです!
そんな 不注意なことがあるんでしょうか?!
警視庁によると 拾得物として届けられた
現金は、2016年に 計約177億円に上った
そうです。 驚くような 数字の裏には
現実社会の問題が潜んでいました。
近年 加速傾向にあるという こうした現金、
高齢者が 誰にも看取られずに亡くなる
「孤独死」などの 社会環境が背景にあって
気づかれずに 廃棄されてしまう現金が
増えているんだそうです。
新聞に、 今年に入って 廃棄された現金が
見つかった事例が載っていました。
・2月 福島県田村市
清掃センターで 1000万円
・4月 群馬県沼田市 廃棄物収集会社の
敷地内で 約4000万円
・5月 奈良県御所市
民間ゴミ処理施設で 約2000万円
・7月 三重県伊賀市 廃棄物リサイクル
施設で裁断された 現金100万円超
・8月 石川県加賀市
温泉街のごみ集積所で 約2000万円
警察白書による 警察に届け出があった現金の
拾得物は 昨年には約177億円で、バブル期の
185億円(1991年)以来の高水準だそうです。
このうち、 持ち主に戻るのは 約7割、 残る
53億円が持ち主不明のままだとか。
東京都監察医務院によると、 東京都内で
16年に孤独死した 65歳以上の高齢者は
3175人。 1650人だった 04年から比べると
12年間で ほぼ倍増した数字となっています。
亡くなった高齢者宅では、遺品整理をする際
捨てようとした金庫内に なんと 現金2億円が
入っていた! とか 衣装入れから 500万円、
重箱の中から 2000万円、 清掃工場の不燃
ごみの中から 201万円が相次いで見つかった
こともあるそうです。
「タンス預金」と よく言いますが、 高齢に
なると 銀行に行くのも 体力的に不便になり
預け入れの 機会を逃したまま 金庫や
引き出しに入れ、 亡くなってしまうケースも
あるのかもしれません。
ちょっと 身につまされる現実問題かも
しれません。 元気なうちに 自分の終焉に
向けての 事前準備をする〝終活〟も今や
珍しいことでは なくなってきたようです。
人生の エンディングを見据えて 自分自身を
見つめ、〝今〟をよりよく生きることは、
自分らしく生きることは、、 そうした考えは
どちらかというと 積極的に 対峙しにくい
問題かもしれません。 本来は 結婚式と
同様にお葬式も 人生最後のセレモニーとして
自身で 華々しくプロデュースするというのも
素晴らしい事なのかもしれません。
私は というと、 自分のお墓のイメージを
徐々に 現実的な形にするべく 着々と準備を
進めています(笑)
何事も 他人任せにせず、 自身の身の回りの
整理をして、 最後の日まで 人生を謳歌して
過ごしましょう♪
〝ゴミ捨て場〟から 大金が出たんですって!
と 大笑いしていたんですが、 思わぬ方向に
矛先が向きました。。。
年齢を問わず、 〝人生〟を考えることは
とても 大事なことなのかもしれません。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。