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私が 海外に行っている間にも、
事件は 毎日 起きていたようです。
ホッと 胸をなでおろしたのは、
山口県周防大島町で 行方不明になっていた
2歳の 藤本理稀ちゃんが 68時間ぶりに 無事に
保護されたこと。 新聞やニュースを見て、
まるで “神隠し”にあったようだと心配して
いましたが、本当に良かったです。
理稀ちゃんを見つけたのは 78歳の
捜索ボランティアの 尾畠春夫さん。
65歳で 鮮魚店を辞めて 「残りの人生を社会に
お返しさせてもらおう」と思い、全国各地で
車中泊しながらボランティア活動を行って
きたのだとか。 以前2歳の女の子を探した
経験もあり、 理稀ちゃんは山のある上にいる
と確信して、700メートルほど登って捜索すること
20分で発見したという。家族に対して「私が
抱きしめて直にお渡しします」と約束した
尾畠さんは約束通り、 理稀ちゃんはお母さんの
もとに無事に帰ったのです。尾畠さんは、
お母さんの嬉しそうな顔は一生焼き付いて
離れないとコメントし、「人の命って重いから
何かお手伝いさせてもらいたいと思って
捜索に参加した。尊い命が助かってよかった。
“おいちゃん、ここ”と 理稀ちゃんが言った時は
嬉しかった」と 涙を浮かべていました。
尾畠さんは、理稀ちゃんには「人の痛み、
悲しみの判る人間になってくれたら」と話して
いたそうです。 何とも 素晴しい心を持った
方だと感心いたしました。
こういう方が 今だに日本にいたんですね。
嬉しい限りです! 感動・感激です。
彼は ボランティアの間では有名だったようです。
赤いハチマキに あのいでたちです。
尾畠さんが ボランティアを行った 主な災害
場所は 以下通りです。
18年7月 西日本豪雨 (広島県呉市)
18年6月 大阪北部地震 (大阪府)
16年4月 熊本地震 (熊本県益城町)
14年8月 広島土砂災害 (広島市)
11年3月 東日本大震災 (宮城県南三陸町)
11年1月 新燃岳噴火 (鹿児島県霧島市)
07年7月 新潟中越沖地震 (新潟県)
ボランティアの信念は 「助けてやるではなく、
手伝わせてくれますか」だとか。
西へ東へと 自立を基本に、自身の食料や
着替えを 車に積んで ガソリン不足を考慮し、
自転車も載せていくそうです。
その後、 尾畠さんは 再び西日本豪雨で
大規模な 土砂災害に見舞われた広島県
呉市天王地区へ。 “スーパーボランティア”
として 脚光を浴びた尾畠さんですが、
「一分一秒でも早く 元の生活に戻って欲しい」
と話し、 住宅に流れ込んだ土砂を土のうに
入れて運び出したり、家財道具を整理したりと
いった ボランティア活動に汗を流していました。
トレードマークの 赤いつなぎとヘルメットには
「朝は必ず来る」などと書かれて、
被災者へ 心からの応援をしているようでした。
本当に 頭が下がる思いです。
つづく。。。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。