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先日放送された 日本テレビの
「沸騰ワード10」は 驚くような企画でした。
他店で断られてしまった 崖っぷちの衣装が、
京大卒の エリート・クリーニング職人が
復活させるというもの。
人気の クリーニングの駆け込み寺、
「ナチュラルグリーン」さんです。
私がお願いしたのは 44年前の
可愛い小花がついた ニナ・リッチの
純白の オートクチュールのドレス。
エルゼア・ド・サブラン公爵とお付き合い
していた頃の とても思い出深いドレスです。
当時 自動車1台分はしたでしょうか(笑)
大事に 保管していたのですが、 今や
見るも 哀れに シルク特有の黄ばみが出て、
お花もくたくたです。 いくら クリーニングの
達人でも、さすがに これは無理?!
いずれ オートクチュールの博物館に
寄贈するつもりで しまってあったドレスです。
丁寧に 紙を重ねてしまってあったとはいえ
44年間経っています。
しかし クリーニング店の日名川さんは
「大丈夫です。 奇麗になります!」と。
ドレスにまつわる 思い出を語る私
黄ばみ、シミなどで傷んだ状態の ドレス。。。
では クリーニングはどのように
行われれたのでしょう?!
・まず、着物専用洗濯機にドレスを入れ、
石油系溶剤で洗濯。
・胸の内側に着いた汗ジミは酵素で分解し、
ドライヤーで揮発。
・続いて花の装飾を切り落とし、熱湯に
洗剤を入れてドレスを煮る
こうして、ドレスは純白に蘇りました♪
100個以上ある 花の装飾は、一枚ずつ丁寧に
アイロンがけし、 白の顔料を吹き付けて
元の場所に 縫い付けて出来上がり。 そして、
44年の時を経て、ドレスは 見事蘇りました!
パリッとした 張りのある布地の感じは
なくなってしまいましたが。。。
でも スゴイですね、この技術。大感動です♪
華やかなりし頃の パリの思い出が 走馬灯の
ように蘇ります。 番組のお陰で、思いがけず
昔の私に 出会ったような気がいたしました♡
大昔のドレスなのに、すんなり着れた私、
こちらも 大感動でした(笑)
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では 皆さま 次号をお楽しみに。