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近年 何かと話題になっている「ハロウィーン」が
終わりました。 私は 仕事のため アメリカに
おりましたが、去年の乱痴気騒ぎをしっかり
見ておりますので、今年の醜態ぶりも想像が
つきます。 どうやら 日本のハロウィーンは、
誰でも仮装して渋谷に集まれば、何をしても
許される “お祭り”と勘違いしている人が多い
のではないでしょうか。
この馬鹿げた仮装大会によって どれ程の
人々が迷惑をこうむったか考えたことが
あるのでしょうか。 渋谷駅界隈の店舗では
去年の苦い経験から早じまいをする店もあり、
売上にも影響したとか。 また住民は混雑の為
外出もままならず、車は大渋滞、電車やバスは
遅延するなど 近隣に勤務する人々も大迷惑。
警官、パトカーは増員され、今年は 週末から
仮装して 暴徒化した若者たちが、トラックを
ひっくり返したりと 喧嘩や痴漢などが続出、
迷惑行為が エスカレートして 13人もの
逮捕者が出ました。「ハロウィーン」は都合の
いい 週末などに行うものではなく 10月31日と
決まっています。 日本の 盂蘭盆に似ている
宗教色の強い行事なのです。
古代ケルトでは、11月1日から新年が始まり、
前日に死者たちが家族を訪ねると 信じられて
いたそうです。 仮面も魔除けのためのもの。
それが どこでどう間違って、神聖な行事を
理解せず こんなバカ騒ぎの日になってしまった
のでしょう。 日本のお盆に このような大騒ぎを
しますか? 外国のお祭りを日本の風土の中で
風習化するのであれば、きちんと その意図を
くんで行うべきなのではないでしょうか。
渋谷区の 長谷部健区長は、事前に「モラルと
マナーを持ってほしい」と参加者に 呼びかけ
ましたが、結果はご覧の通りでした。 祭りの後、
ボランティアがバカ騒ぎをした人々の 大量の
ゴミ拾いに当たるなんて お門違いです。
長谷部健渋谷区長によると 来年以降は
さらに対応強化するとか
今後も開催したいのであれば、企画会社が
仕切って 「ハロウィーン祭」を楽しみたい人
だけのイベントとして 代々木公園などで開催
したらいいと思います。 ニュースでも 有料化
(ゴミ拾いのためにも)を検討とありましたが、
私も この意見に大賛成。
このご時世、イベントに集まった人々の中に
テロリストや 無差別殺人鬼が紛れ込んでいたら
などと 想像しただけで 本当にぞっとします。
暴挙化した 人々の乱痴気騒ぎに 一般人が
巻き込まれることだけは避けたいものです。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。