いよいよ 自民党の投開票が 明日26日に迫ってきました。
新聞やテレビの予想(24日現在)では、石破茂前政調会長が
地方票の4割超を獲得し 断然優位、国会議員票とあわせて、
1回目の投票で 首位に立つのは 確実な見通しです(拍手!)。
続いて 安倍晋三元首相、石原伸晃幹事長が 追う展開なのですが、
いずれの候補も 単独過半数を獲得できなかった場合、
1、2位候補の決選投票となります。
そうなると 脅威なのが 安倍元首相。
長老や派閥に押される 石原氏の票と 町村元官房長官、
林政調会長代理の票が 安倍元首相に流れ、
逆転勝利されてしまう 可能性も十分にあるのです。
国会議員票では、安倍元首相が 石破氏よりリードしており、
石原氏、町村氏、林氏の票が 鍵を握っているのです。

今 日本は 領土問題をめぐり 深刻な危機に瀕しています。
尖閣諸島問題をめぐり、中国での過激な 反日デモにより
日本企業は 甚大な被害を被りました。
これは ”デモ”というより ”テロ”だと、
日本企業は 嘆いています。
デモの被害を避けるために、日本企業は 店頭に
「尖閣諸島は 中国固有の領土」というステッカーを貼るという
屈辱的な行為に及ばざるを得ず、しかも、日本国民側からは
「そんなステッカーを貼る 企業の商品は 購入しない」と言われ、
踏んだり蹴ったりの状態で 苦しんでいます。

中国の監視船や 台湾の巡視船が 尖閣諸島の周りを航行し、
日本の領海を 犯し続けているという ニュースが
連日 報じられています。
尖閣諸島周辺で 操業している中国の漁船は 200隻に上り、
さらに これらの漁船を守り 漁業資源の管理を強化するため、
漁業監視船10隻までもが 航行しているといいます。 
今日のニュースでは、日本の領海の すぐ外側の接続水域を、
台湾の漁船団 約50隻と 巡視船約10隻が航行し、そのうち
漁船団約40隻と 巡視船8隻は 日本の領海に侵入しました。
海上保安庁の巡視船が 退去を命じ 放水で警告すると、
台湾側も 放水で反撃してきました。

中国政府は 尖閣諸島の山や岬、港など26箇所に
中国独自の名前を 命名して発表したりと、じわじわと
攻めよって来ています。
少し前から 尖閣諸島の 天気予報も 報じていました。
又、中国は 対日経済制裁が行われ、日本からの 輸入品の課税率を
大幅に引き上げたり、 対日輸出については 輸出を遅らせるなど
厳しく規制されています。

更に ウクライナから購入した 中国初の空母「ワリャーグ」が
中国海軍に 引き渡される式典が 23日に 大連の港で行われました。
中国の軍事専門家は「空母の就役は、中国が今後、
諸島の領有権問題を解決し、海洋権益を維持するために
重要な影響と作用を及ぼす」と発言しています。
尖閣諸島をめぐり、この空母を 対日圧力に利用する
可能性が 十分にあるということです。
いつ 戦争が勃発しても おかしくない 緊迫した状態の中、
今 この日本に必要なのは「防衛」。日本を 強国にすることです。
つまり 今 日本の首相に 一番相応しいのは
「石破氏」 ということなのです。

P.S. 石破氏と仙谷氏を 取り違えて コメントしてきた方があり、
         びっくり致しました。

   安倍氏のことについては、
  「Vol.010 民主・自民 代表選。首相に 相応しいのは 誰?!」
   に書きましたので それを お読み下さい。