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ドワンゴのプロダクト開発インターンシップ(第2クール) を終えて
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ドワンゴのプロダクト開発インターンシップ(第2クール) を終えて

2017-10-27 14:53

    ドワンゴ 技術コミュニケーション室の小枝です。

    インターンシップシーズン後半、エンジニア志望の学生さん向けに開いていた「プロダクト開発インターン」の第2クールが終了しました。 (第1クールの様子はこちら

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    第2クールの参加者は8名だったため、2人チーム4組に分かれてそれぞれ開発を行い、3チームの機能がfriends.nicoのプロダクトとしてサービスリリースされました。

    各チームの成果

    チームWRP

    このチームの選んだ課題は『ユーザーが自由に絵文字を追加できる』ようにしたいというものでした。

    開発初期は「マイ絵文字」機能として、ユーザーが自由に絵文字を追加できる機能を開発していましたが、開発中に本家マストドンにCustom emojiという機能が追加されてしまいました。

    このままマイ絵文字の開発を続けても将来的に大きな負債になると予想されるため、『ユーザーのプロフィールアイコンを絵文字のフォーマットで表示する書式[:@username:]の追加』という形に企画のピボットを行い、機能名も「ユーザープロフィール絵文字」に変わりました。

    ユーザープロフィール絵文字機能は画像リソースの登録画面がいらず、既存のユーザー名サジェスト機能を流用できたため、少ない工数で実現可能かつシンプルで使いやすい仕様になり、9/28にサービスリリースされました。

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    チームsuits

    このチームはfriends.nicoを始めた際に、「このインスタンスはどんな文化なのか、どう慣れていったら良いのか」がわからないという不満に着目し、アカウント登録時に表示されるチュートリアルを『よりfriends.nicoという文化にフォーカスしたチュートリアル』に変更する ということにチャレンジしました。

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    新しいチュートリアルでは、独自機能であるニコるの使用方法やユーザーの初トゥートを促すステップを用意し、ユーザーの能動的なアクションに対する恐怖心を早期に取り除けるよう設計されています。 また重要度の低い機能の説明をあえて省くことによりユーザーの混乱を避け、よりfriends.nicoの魅力を理解しやすいチュートリアルに仕上がりました。 社内デザイナチームの協力も受けて開発は順調に進み、9/27にサービスリリースされました。

    チームUK

    このチームは画面を見ていないときでもマストドンのタイムラインを追いたいという思いから、『マストドンのトゥートを読み上げるデスクトップアプリ(Tootalk)』の作成に挑戦しました。

    前期のPHPチームと同じくElectronのフレームワークを使い、ゼロベースからのアプリ開発を行いました。 Tootalkはマストドンから取得したテキストデータを読み上げ用のフィルターを通して正規化し、WebSpeechAPIを通して発声させる仕組みになっています。

    惜しくもインターン期間中にリリースすることはできませんでしたが、最終週には社内デモができる形までは辿リついていました。

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    チームaneula

    このチームは「自分の名前を含んだトゥートや、自分の興味関心がある話題が出た際に見逃さないようにしたい」という想いから、『キーワードハイライティング&Push通知』の機能を開発し、9/29にサービスへリリースされました。

    ユーザーはキーワード管理画面でハイライティング及びPush通知したいキーワード(自分の名前や気になる話題など)を入力します。 ブラウザが登録されたキーワードを含むメッセージ(トゥート)を受信すると、画面上で該当キーワードがオレンジ色にハイライト表示され、Push通知(Web Notifications)が送られます。

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    終わりに

    以上、ドワンゴのインターンシップ第2クールの様子をお届けしました。 インターン生からの感想では、「コミュニティマネジメントの概念が勉強になった」、「サービスの文化や理念を深く知ることが機能開発には欠かせないことを実体験から学べて良かった」などのコメントが多く、サービスの文化にフォーカスした開発について多く学んでいただけたようです。

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    インターンシップ最終日には、全ての機能がサービスイン(読み上げアプリも手元で実行)されたfriends.nicoの様子を皆で眺めながら懇親会を行いました。 自分たちで考え作り上げたプロダクトが実際にユーザーに使われている風景を見て、プロダクトを開発するということやサービスを育てるということの魅力を体感してもらえたのではないでしょうか。

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