心は子供、歩く姿はおじいちゃん。ぶうです。

ここのところオフが多めなこともあって実は夜な夜な散歩に出ているんですが、
つい腕を後ろに組む癖があり、
あ、なんかおじいちゃんみたいだ!
と自ら思ってしまうことがあります。

はい。
どうでもいいですね。

くそ疲れるヘビーな長文を書いてしまったので、
くそほどどうでもいい、
ちょっとポエんだような話でも書きましょうか?



気の狂うような花粉が降り止んで、
気の滅入る長い雨が降り始めるまでのこの、
ごくわずかな春の終わりと夏の始まりの入り交じる期間が1年の中で1番夜の散歩に適した最高の季節です。

昔はよく近所の友人を呼び出して夜通しお喋りをしながら歩いたもんですが、
みんなお仕事が忙しかったり遠くの町にいたりするので、
今はその道を一人でぐるぐるしています。

薄暗い住宅街の散歩コース。

涼しい風が最高に気持ちいいです。

最近じゃ高い建物が増えて町に流れる空気の反響が変わったとかなのかな?
あの頃は滅多に気付かなかった高架を走り抜ける中央線の音が遠くからこーこー耳に届いてくることが増えました。
線路が近付いたわけでもないのに不思議なもんです。

まるで町が小さくなったみたいだなーと。

そしてもうあの頃何が建っていたのか思い出せない新築の住宅が両手じゃ数えきれないくらい。


あー、町が変わっていくのは寂しいもんです。

止めることのできない時の流れ。
まるで今夜の月が透かして見せる雲のようです。

さっきまでボクの散歩に唯一着いてきていたのはうっすらとベールを纏った教科書通りのおぼろ月で、
風呂場のすりガラスの向こうのLED電球みたいに白く強くまん丸に輝いて、
デコボコと厚みを変えながら延々と東へ流れ続けて行く雲をライトアップしていました。

とても美しいなーと、
端から見たらちょっと恥ずかしいくらいに月を眺めながら歩きました(笑)


ちなみに散歩には最近お気に入りで常用しているワイヤレスイヤホンが最適で、
ワンマンツアーもフルアルバム編突入間近なので、F盤のまだ未演奏の曲だけでプレイリストを組み、ループ再生で頭に叩きこみながら歩こう!
と。

そう思ってたんですが、

結局今夜は、夜の町の音が勿体無いような気がしてほとんどの時間イヤホンをプラプラさせながら初の札幌ワンマンに思いを馳せていました。

ふと気付くと散歩コースのあちこちで街灯の灯りを受けて濃いピンクに存在主張を頑張るつつじが。

この季節の花なんですね。
やたらいっぱい咲いていました。

ボクの散歩コースは一部が通学路となっているので、
きっと日中には小学生達が、
たまにくまんばちに怯えたり、
もっとたまにくまんばちを倒す奴がいてみたり、
ふざけながらこの花をむしってはお尻から蜜をちゅっと吸ってんだろーなーと思いました。

思いました。

ってか、

そう信じました。


時代が変わり町並みが変わっても、
そうゆう子供心は変わらないんだろうなーと。


子供心を忘れないぶうさんはつつじの蜜こそ吸わないものの、
いい歳して「超次元合体フナオ」みたいなアニメな歌詞を熱く書き上げます。

昔からロボットアニメが大好きです。
(全然知らないんだけど、ダーリンインザフランキス???あれを見なきゃいけない気がしてるんだ!俺が絶対に見るべき作品なんじゃないか!って俺の中のキッズが叫んでる!どうなの!?)

フナオは完成させて満足しちゃってたんで(笑)
しっかり聴いて思い出す(覚え直す)作業をしなければならんです。

ループ再生に飽きないように「久しく聴きてない曲を聴いてみよう!」のコーナーを勝手に設けて、
フナオの前に「天獄への十三階段」を並べて聴いたら、
その熱量に合わせ技一本!!
って感じでうるるっと来ました。

おすすめです(笑)


ダイエット中なので一応きびきび歩くことを意識してみたんですが、
フナオは頑張る気持ちが沸いてきますね。
ライブで演ってみるのも楽しみです。



いつか本当におじいちゃんになって、
おじいちゃんみたいな歩き方しかできなくなっても、
こうしてたまに散歩に出て、
自分達の曲を聴いてうるるっときてみたりする。

そんな熱いおじいちゃんになりたいなと思いました。




ところで子供心はそのままならなんでつつじの蜜は吸わないのかって?

ボク、子供の頃からそんなのなんか汚らしくって吸ったことありませんので(笑)