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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2016/07/16
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おはようございます。

今日は岡田斗司夫が出演しているメディア、行っている講演などの紹介を行います。
興味がわいた方は、ぜひ ご覧になってください!

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 【テレビ出演】
 7/16(土)9:30~ 『正義のミカタ』にレギュラー出演
 番組公式サイト http://goo.gl/QHqjKn

 7/17(日)24:00~ 『ブラマヨ談話室 ニッポンどうかしてるぜ!』
 #58「メディアへの政治介入」
 番組公式サイト http://goo.gl/kkbc1N


【ニコ生出演】
 7/17(日)20:00~ 『ニコ生岡田斗司夫ゼミ』
 タイムシフト http://goo.gl/Srr49B
 20:00~20:45 誰でも見られる 一般放送
 20:45~21:30 ナイショ話の チャンネル会員限定

 前回のお題は「漫画版『風の谷のナウシカ』」でした。
 しかし、実際には『太陽の王子ホルス』から『未来少年コナン』『紅の豚』・・・
 そんな宮﨑駿の変遷をアニメ史の中で語ることになりました。
 内容を一部抜粋して紹介します。

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 岡田:
 『風の谷のナウシカ』って、アニメ版と原作版では、全然違うんですよ。
 ラストシーンの近く。
 焼け焦げた大地の上に、科学文明が最後に隠されていた卵を割って、その体液を浴びたナウシカが立っている。

 それが夕日にあたって、たまたま金色の野原に見えるんです。
 それは、本当に人類の終わる時期、黄昏(たそがれ)を描いているんですね。

 だから、希望でも何でも無い。
 でも、見る人はそれを“希望”と受け取る。

 おそらくナウシカの周りの人は、それを“希望”と受け取る。
 ナウシカの存在を“希望”と受け取る。
 だけど、その時の人類の未来は、“希望”でも何でもないんです。

 ナウシカの原作7巻を描いた時の宮崎駿は「よくこれが描けたな」という所に達しているんです。

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 内容が気になった方、タイムシフトはこちらです→http://goo.gl/Srr49B

 

 今回は、「空想政治学」というテーマに戻り、『リバタリアン入門』です。
 アメリカのSF作家、ロバート・A. ハインラインの小説を中心に語る予定です。

 教材は、以下の4冊の予定。
 『宇宙の戦士』 https://goo.gl/mnoU6i
 『月は無慈悲な夜の女王』 https://goo.gl/jB62Tt
 『自由未来』 https://goo.gl/B1EQG0
 『太陽系帝国の危機』 https://goo.gl/UAGvGh

 これらの本を出版するたび、ハインラインは、様々にたとえられました。
 それは右翼主義者と呼ばれたり、左翼主義者と呼ばれたり。
 革命家、無政府主義者だと思われたり。

 それは彼の中で、矛盾した政治思想が並立すると同時に、影響しあい、変化していったからです。

 今回は、小説の内容を紹介しつつ、この「中期ハインライン」の政治思想を紹介していきます。
 それと同時に、それらの思想が、他のSF作家や、映画監督、ゲームデザイナーたちにどう影響を与えたかも解説できればと思います。