• このエントリーをはてなブックマークに追加

jimkazuさん のコメント

自分の「意見」を言えるのは大切だと思います。 ただ、誤解されるのは「何で意見を言うのか?」という部分。 意見を言うのは「物事を今より良くする」為に言うのであって「ケチつける」事ではない。 だから「褒めたり貶したりしながら」事を進めると思うんです。 失礼な事を書くと「どのあたりがアンチバクマン?」って、そういうのは「自分で考えましょうね」てものだと思うのです。 物事を進めよう!とか建設的に行こう!とか「前に進もうよ」て事がないんです。 残念に思います。 岡田さんの番組で学校の「演劇性?」がなくなったと語っていた影響って大きいなと思います。 
No.2
95ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岡田斗司夫のニコ生では言えない話  岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2016/10/16 ─────────────────────────────────── おはよう! 岡田斗司夫です。 今回、紹介したい本は『読者ハ読ムナ(笑)』です。 作者は藤田和日郎さん。 『うしおととら』とか『からくりサーカス』とか、『黒博物館ゴーストアンドレディ』の作者の人。 熱い漫画家ですね。 ─────────────────────────────────── 「藤田和日郎の『読者ハ読ムナ(笑)』が面白い!」  この本は税込みで780円ぐらい。  内容から考えると、めちゃくちゃ安いです。  この本って、“アンチ・バクマン”なんですよね。  『バクマン』や『アオイホノオ』を読んで「漫画家になりたい!」などと言っている人に正義の鉄拳を食らわせる感じの内容です。  書いてあることが、本当に面白いんですよ。  藤田さんのスタジオの中には、「無言禁止」という張り紙があるそうなんです。  「アシスタントとして入ってきた人間は、絶対に会話をしろ!」と言われてるんですよ。  たとえば、「何にも話すネタがなかったら、『何してるんですか?』と聞け!」とか。  先生が仕事してたら、「先生、何を描いてるんですか?」って聞け。  先輩が仕事してたら、「先輩、何してるんですか?」って聞けって。  このスタジオの中で無言で通そうとするようなヤツ。  聞かれたことに最低限しか答えないようなヤツ。  「そんなヤツは、その場でクビにする!」と言っているんですよ。  絵は上手くなくてもいい。  漫画は下手でもいい。  でも会話のキャッチボールが出来ないヤツは、いらない。  そういうヤツは、最終的にクリエイターになれない。  そんな実践的なことが、書いてあるんです。  言われてみれば漫画家になってる人は、ちゃんと話が出来る人や、会話が面白い人なんですよね。  「人と話をしたくないから絵を描いてる」って人も、多いと思うんですよ。  しかし、そういう人に「漫画を描くな」とは言ってないんです。  「俺のスタジオに来るな」とも書いてない。  単にスタジオに「無言禁止」って書いてるだけなんですよ。  つまり、「コミュ障だったら、覚悟して来いよ」と。    最終的に漫画家は、人や編集者と対話をして、その中で作品を作っていくもの。  だから、絵が下手な事と同じように、コミュ障はハンディキャップだと言ってるんです。  絵が下手でも努力すれば漫画家になれる。  コミュ障でも努力すれば漫画家になれる。  そう、きっちり書いてあるんです。  ただ、「『漫画家だったら、コミュ障の自分を守ってくれる』っていうのは大きな間違いだ!」って、ドーンと書いてるんですよ。  その次に求められるのが、「俺と一緒に映画を見ろ!」です。  無言禁止だからといって、無駄な会話をやっていてもしょうがない。  そうじゃなくて、一緒に映画を見て、その映画が好きか嫌いかを語り合う。  相手に無理に合わさなくてもいい。  『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を好きなんだったら、好きな理由を聞いた時に「それは、こうだからです」と返せと。  俺が好きな映画をお前が嫌いでも、俺は絶対に文句は言わない。  その代わり、「なんでお前は、あの映画が嫌いなんだ?」と必ず聞く。  その時には、「こういう理由で嫌いです」と返せと言ってるんです。  「好き」も「嫌い」も、必ず理由をつけて返すこと。  それが、後で“ため”になる。  これは“自分の作品”と“自分”とを分ける訓練になる。  人はネームや漫画を描いて「ここがダメだ」と言われたら、最初は人格を全否定されたような気になって落ち込んじゃう。  一生懸命に作品を描いたら、「この作品は俺だ!」と思い込んじゃう。  それを引っぺがさなきゃいけない。  でもそれは、すごく難しいので、まずは他の人の作品でやるんです。  “俺の好きな作品”と“俺”とは別です。  だから、俺の好きな作品を「嫌い」と言われても、怒らない。  他人の好きな作品を「嫌い」と言っても、かまわない。  この関係を作った上で、初めて自分の作品について語り合えるベースができる。  これも、すごく大事なことなんです。  それを一流の漫画家が、こんなにも分かりやすい言葉で文字として書いてる。  すっごい面白い。  読んでも読んでも止まらない。  もう本当に脱帽ですよ。 ─────────────────────────────────── いかがでしたか? 「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。 番組内で取り扱う質問はコチラまで! よい質問は、よい回答にまさる、と言われます。 みなさんの質問で、僕も予想外の発想ができることも多いです。 だから僕は、質疑応答が大好きです。 みなさんからの様々な質問をお待ちしています ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)      起こしのヤスタカ(FREEex)      筆耕のヒロキ(FREEex)      横浜のヨシアキ(FREEex)      遊牧のマサヒサ(FREEex) ─────────────────────────────────── 岡田斗司夫 and Special Thanks To読者のあなた ─────────────────────────────────── Copyright(C) OkadaToshio. All Rights Reserved. ─────────────────────────────────── ■お問い合わせ 有料メルマガの購読、課金、メール未達に関するお問い合わせは、 『ニコニコヘルプ』のページよりお願いします>http://qa.nicovideo.jp/category/show/501
岡田斗司夫ゼミからのお知らせ
メルマガでは、岡田斗司夫が、あなたの悩み・疑問・質問を募集しています!

あなた個人の人生に関わる深刻な相談から、ちょっとした日常の疑問、政治や経済の見通し、オタク作品に関する評価など、ジャンルを問わず、ニコ生にてズバッとお答えしています。