この間、僕のニコ生に出てくれたヤマカンさん。
山本寛さんというアニメ監督さん。
なんか、ブログを1日に3回も4回も更新してるんですよね。
フェイスブックにも入っています。
みなさんも「ヤマカン」か、「山本寛」さんで検索したら出てくるので、覗(のぞ)いてあげてください。
「なんでそんなに、いちいちネットの人の悪口を言うのだろう?」という感じです(笑)。
たとえば「俺はこんなことを思っているのに、こんなふうに書かれた。なんでお前たちはわからないんだ。お前たちはバカだ!」とか。
言いたい気持ちは、すごくわかるんだけど、オレはあんなに正直になれないかな。
やっぱり、どこかで僕が持ってる上から目線のスタンスになっちゃう。
ヤマカンさんって本当に、上から目線じゃないよね。
ファンと自分を同じ目線で見てる。
次に、「俺はアニメ監督やってるから、お前たちより能力は高いはずだ」と思ってる。
ほんとに、そこくらいの差しか見てないんだよ。
オレは、自分とツイッターやネットで何かを言う人との間に大きい差を感じているので、「そういう人に、いちいち言ってもしょうがない」と思っちゃう。
それをヤマカンさんはいっぱい書いてるから、「熱いな」って思う。
同時に、「その方向に掘っても、あまりなにも出てきませんよ」と思っちゃう。
具体的に言うと「タイトルだけで反射的に怒る人が多すぎる」って書いてるんだけど、「多すぎる」ってのがよくわからなくてさ。
ヤマカンさんは何割だったら納得するのかと思っちゃう。
タイトルだけで反射的に怒る人が、5割だったら納得するのか、2割だったら納得するのか。
8割の人がタイトルを見て、「ん?」と思って先へ進んで、「なるほどそうか」とか、「これはどうかな?」って判断する。
そんな人ばかりの世の中なんて、ありえない。
大部分の人が、そこまでスタミナがあったり知的レベルが高かったりしたら、社会は崩れちゃうと思う。
社会の構造って、ピラミッド構造みたいになってないと成立しないと思うから、ヤマカンさんはすごく無理なことを言ってると思う。
特に自分が相手してるのは、アニメ界なわけじゃん。
アニメ界ってある意味、先鋭的でセンスが高い人がいる。
そのかたわら、ある意味すごく幼稚な人が多い。
そういう業界だとわかってるんだから、「そんなこと言ったら、そりゃ炎上するよ」と思うんだけどね。