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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/05/23
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おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は宇野常寛さんが『ニコニコ超会議』についてフェイスブックで怒っていた件についてお話します。


今回の記事はニコ生ゼミ4/30(#176)より一部抜粋しました。

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「宇野常寛さんがニコニコ超会議に怒ってたらしい」


 宇野さんが、「ニコニコ超会議が、ビートたけしの接待企画になっていた!」ということを怒ってたらしいんです。
 
 宇野さんの怒りは、わかります。
 ただフェイスブックの使い方が、違う気がするんですよ。

 フェイスブックってリアルな友達が中心になるから、価値観が同じ人が集まるんです。
 表で言えない話も出来るんですよ。

 みんなが何でこういう話をブログでしないのかというと、「なんでダメなのか」「なんで怒るのか」という事を、いちいち説明するのが面倒くさいんです。

 そういうのが嫌だから、フェイスブックで言うのはわかるんです。

 今回の宇野さんの件は、もともと知り合いということもある。
 同じニコ生をやっていて、ほぼニコ生に関する感覚も同じ。

 違いがあるとすれば、僕はニコ生超会議にハナから期待していない。
 ばかりか、どちらかというとバカにしている。

 でも宇野常寛は、ニコ生の超会議みたいなものに一度は期待をかけた。

 この差があるんだと思うんだよね。

 ニコ生の素晴らしさって、個人が好きにできるところなんだ。

 それが超会議みたいな「誰かが仕切ったもの」になった瞬間、ダメになる。
 そんなの決まってるんだよ。

 だから宇野さんがゲストとして呼ばれたのが間違いなの。

 宇野さんは、「宇野常寛よりビートたけしの接待企画になっていた!」ということを怒ってる。
 けども、もしそうじゃなかったら、宇野常寛の接待企画だっただけなんだよね。

 「ニコ生超会議という場において、ゲストとして呼ばれる人たちは上であって、参加者として来ている人が下である」

 そんな根本的な関係性があるんだよな。

 その関係性があるところで“どっちが上か合戦”に宇野さんが負けた。
 ビートたけしが勝った。

 それだけなんだよ。

 それに対して勝った負けたで考えればいいのに、「そういうことをしているとニコ生はダメになる」なんて宇野さんの批判は、ズレてる思う。

 ニコ生の素晴らしさは個人個人が勝手に場を作って、「わかるわかる!」という人が寄ってくるだけの、すごいプライベートな関係。

 それが超会議みたいなところを作っちゃった。

 僕は超会議は最初っからダメって言ってるし、あんなところに行くヤツは根本的に分かってねえよと思うんだよね。


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