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「岡田斗司夫アーカイブの動画検索システム『E.P.B.O.T』が完成!」
ずいぶん前から開発していて、ようやく完成した岡田斗司夫アーカイブの新システム『E.P.B.O.T』について話します。
この『E.P.B.O.T』が何かというと、岡田斗司夫の過去の発言がすごくデータ化されてるんですね。
自由に単語を入れると、それに関する動画が出て、正確な位置にジャンプするようになってるんですよ。
この『E.P.B.O.T』という名称は“Experimental Prototaype Biography of Tomorrow”(実験的未来人生記録)の略なんですよ。
まぁ、僕だけが呼んでいるんですけどね(笑)。
これは一人の人間の過去の著作、講演や講義、YouTubeやニコ生配信など、すべての発言や著作を公開して、相互にリンクさせようと言うこころみなんだ。
元ネタはもちろん、ウォルト・ディズニーの『E.P.C.O.T』です。
“Experimental Prototaype Community of Tomorrow”(実験的未来都市)。
未来的な理想都市を目指して、ひとつの独立した共同体を作る計画だったんだけど、ウォルトが死んじゃって、未来をテーマにしたテーマパークを作るだけになってしまったという。
これを一文字変えてBiographyにしたんです。
仕組みとしては、一つ一つの講義とか講座に関して、かなり精密なノートを作ってるんですよ。
ノートと言うのは単なる文字起こしではなくて、「何を話しているのか」というのを2~3分につき1行を作って、このノートを検索してるんですよ。
このメモを僕は“ミニッツ・ライナー”と呼んでいる。
そのメモを2006年ごろのGyaOジョッキーから、すべてを数年がかりで作ったんです。
それのリンクが完成して、メモが検索できるんですよ。
たとえば“シン・ゴジラ”と検索したら、ちゃんとシン・ゴジラの話題を取り上げている映像が出てくるんですよね。
このメモのおかげで、だいたい何の話をしているのかが分かって検索できる。
その文字ブロックをクリックすると、該当動画の正確な位置にジャンプする。
このプログラムを作ってくれたのがFREEexのメンバーの勇み足のタケヒロさん。
本名が瀧内健大さんという方。
ディープラーニングを利用したプログラムを書く、フリーのプログラマーなんですね。
この方が、映像内のどの位置で、日本語で何を話しているのかを探すプログラムを開発してくれたんですね。
その人はDMMのサロンに入ってきて、自分から「こんな事をやりたい」と言ってきてくれたんです。
今までの岡田斗司夫アーカイブは、文字の検索は出来てたんだけど、この動画の検索機能がなかったんです。
それが「動画検索が出来るようになりますよ」と言ってくれて、数ヶ月で作ってくれたんです。
そしてボランティアで、いまだにシステムの構成からバグ出しから、メンテまで全部してくれてるんですね(笑)。
この『E.P.B.O.T』は僕のアーカイブで紹介したんですけども、これが終着点ではないんですね。
同じような映像のデータさえ揃えれば、誰でも応用が可能なんですよ。
だって、映像から日本語を抽出するディープラーニング・プログラムの開発は終わってるんですから。
誰でも同じようなシステムを自分用に構築できます。
なので興味のある方は、僕のDMMサロンに参加して、瀧内さんに相談して見積もりを取ってみてください。
僕は、それで間に入ってビジネス化しようとは思いませんから(笑)。
ただ少しでも瀧内さんが儲かればいいなと思うので、ぜひとも相談してみてください。
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
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