あ、Zガンダムの話をしよう。
毎日新聞で「ガンダムはZガンダムでブームになった」って記事が出て、それが今、炎上しているんですね。
Zガンダムの主題歌を歌った森口博子のインタビュー記事をまとめるにあたって、毎日新聞の記者が「ガンダムというのはZガンダムでブームになったんであって、一番 最初のガンダムというのは序章に過ぎないんだ」というふうに書いちゃったんですね。
で、それで炎上しているという事なんですけども。
まぁまぁまぁ、これは新コーナー『サイコパスに聞け』で使おうと思ったやつなんですけども。
サイコパス的に言うと、実は毎日新聞が何を書こうが体勢に影響は無い。
日本文化とかアニメ文化という体勢に影響が無いから、あんまり気にしないんですよ。
それで「後世の歴史家が振り返ったときに、後の時代で誤解される!」ってふうに、氷川竜介さんとかは、すぐにそういう事を言うんですけども。
サイコパスとしては、「そんな俺が生きてない時代は、知ったこっちゃねぇや!」って思うんですよね。
俺が死んだ瞬間に、この世界は消えるわけだから(笑)。
「正しい歴史なんか、興味ねぇや!」って思うのが、氷川さんじゃなくて、サイコパスたる所なんですけどもですね。
と言うより、どっちかというと問題は別の所じゃないかな。
ここで引っかかる部分は、毎日新聞のデスク。
いわゆる記者から上がってくる記事をチェックするデスクとか。
あと校閲って部署があるわけですよ。
校閲っていうのは、文字の間違いだけではなくて、その記事の中に書いてある歴史的事実っていうのを、一応 調べられる限りの資料を調べ、あとは一般知識とかと混ぜて、間違いが無いかっていうのをチェックする部署なんだけども。
これが機能してないなと思うんですよね。
「ガンダムがZガンダムからブームになって、ファーストは序章に過ぎない」っていうのは、これはアニメファンから見たら、明らかに間違い。
まぁ、少なくとも40歳以上のアニメファンから見たら、明らかに間違いなワケですね。
で、新聞の読者っていうのは40歳以上の男性だから、これは気をつけなきゃいけない事だと。
記者が思い込みで記事を書くのは、これはもう昔からなんですね。
だから記者が思い込みで書いてもいいように、デスクと校閲っていう二つのチェックシステムがあるんだ。
けども、毎日新聞は これがまったく機能していないっていうのが今回の件で明らかになった。
なので、この記者を糾弾するべきでは無いんですね。
記者は、もう書くものですから。
記者は、予断で書くもんなんですよ。
それよりは、“デスク”と“校閲” っていう、“毎日新聞” という仕組みが壊れちゃったと。
という事は、あんなものに金を払ったら損だという事なんですよね(笑)。
なので、サイコパスとしては「あぁ、もう毎日新聞は、以後はチェックする新聞に入れなくてもいいや!」と。
何でかっていうと、もう東スポと同じなんだもの。
デスクと校閲が無いんだから、それは書きっぱなしのウェブ記事と似たようなものになっちゃった。
残念 残念。
まだデスクと校閲が頑張っているものを “新聞” として扱った方が、手っ取り早い。
だから「アニメを間違っている!」とか、「アニメを下に見てる!」というふうに責めるのではなくて、新聞社としての機能が低い事を責めた方が、彼らはボディにボンボン効くし、僕らも得にはなると。
要するに、「何を見なくてもいいのか」っていうのが、よく分かるって事ですね。
それだけの事なのに、「アニメを下に見てる!」というふうにムキーッてなってる人を見たら、僕みたいなサイコパスは、まだ壊れたセンサーの範囲内ですから「別に いいのになぁ」って思っちゃいますね(笑)。