平野耕太 先生っていうのは、『ドリフターズ』とかを描いている、絵はメチャクチャ上手いのに、メカニックを描くのがものすごく下手な漫画家さんの人ですね(笑)。
ドリフターズにゼロ戦が出てきた時に、我が目を疑いました。
「あんなに絵が上手いのに、ゼロ戦は こんなに下手な人なのか」と思ったら、見事に航空母艦から何からすべてが下手なので。
「あぁ、この人は本当にメカじゃなくて肉体派なんだな」と思ったんですけども。
…今の部分を本人が見ていない事を祈ります。
きっと誰かがツイッターで告げ口するんでしょうけども。
でも、本人もゼロ戦が下手なのは分かってると思いますから(笑)。
・・・
核シェルターは、実は普通の建築やさんに頼んでもダメなんですよ。
織部精機製作所っていう神戸市の垂水にある会社なんですけども、ここがわりと専門に核シェルターをやっています。
(http://www.oribe-seiki.co.jp/)
で、だいたい日本国中どこでもやってるんですけども、鉄筋工事なんですよね。
家の工事をやるときに、鉄筋で地下を掘らなきゃいけない。
それも4メートルまで掘らなきゃいけないんですよ。
それで地下4メートルまで掘って、そこにスイス製の一つ180万円する換気装置を付けないと、まともな核シェルターにならないそうなんですけども。
2500万円ぐらいかかるそうです。
で、核シェルターの基準っていうのは、広島級の核爆発が660メートルの距離で核爆発が起きても損傷を受けない事というふうになっています。
まぁ、660メートルというのは、たぶん220フィートなんでしょうかね。
つまり、その距離っていうのは、熱球の広がる限界線だと思いますけども。
それが起きても、損傷を受けない事だそうでして。
で、地下にものすごい分厚い、メチャクチャ分厚いコンクリートの扉も付けなきゃいけないんでですね。
金がかかりますね。
2500万円かかりますけども。
ドリフターズで、もうちょっと単行本を出さないと2500万円はキツイと思います。
さっき、ゼロ戦ではボロクソに言いましたけども、実は平野さんの本は、紙の単行本と、Kindle版と、両方持っているぐらいのファンですからね(笑)。
いや、紙で持つだけでは納得できずに、いつでも読めるようにKindleでも持ってるんですけども。
告げ口した人は、ちゃんとそこも告げ口してくださいよ。
「岡田斗司夫は、先生の単行本を、紙とKindleと両方で持っているほどのファンだ」っていうのも、ちゃんと言っておいてね(笑)。
という事ですので、2500万円かかるそうですから、頑張って作ってみてください。
まぁまぁ、広島級が660メートルって事なら、かなり大丈夫だと思うんですけども。
ただ、核シェルターの建築現場の写真でも、黒板の○○邸という場所の部分が消してあるんですよね。
核シェルターがあると分かった時点で、その家は狙われるんですよ。
なので、本当に作るんだったら黙って作ったほうがいいと思いますので、よろしくお願いします。
… 「よろしくお願いします」 っていうのは、何なんだろうな?(笑)
核戦争が起きたときには、僕は平野先生の住所を何が何でも調べて行きますからですね、その時は入れてください。
合図は「ゼロ戦」です。
よろしくお願いします(笑)。