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今日はDMMオンラインサロン【岡田斗司夫ゼミ室通信】から、8月12日 特別講義をお届けします。
「富野監督の科学的こだわり『機動戦士ガンダム』より」
その頃、ランバ・ラルは、第2ブリッジに逃げ込み、内側からロックしています。
でも、もう今から切り替えて主導権を取ろうとしても遅い。
ランバ・ラルたちの目論見、狙いはバレてしまったので、この作戦は失敗なんです。
「お前たちは、ひけ。逃げろ。」と、「作戦は失敗だ。」というふうに短く指示します。
これランバ・ラルの最後の交信のときの映像です。
画像 https://bit.ly/2w4sNKz
そうするとランバ・ラルが、「ハモン、すまん。木馬(ホワイトベース)をギャロップで撃破してくれ。」と、伝えます。
「でも、もう構わない。 ギャロップで木馬を撃破してくれ。 外側からもう弾を当ててくれ」という意味の司令です。
全く状況が読めないハモンが、「どうなさったんです?」と聞きかえします。
その瞬間、この無線機がいきなりダーンと爆発して、ランバ・ラルが吹っ飛ばされます。
格好いいと言ったらランバ・ラルに悪いというか、可哀相なんですけども。
最後の最後に自分の惚れた女に「すまない。俺ここまでだ。」と報告している。
その女の人が「どうしたんです?」って言った瞬間、その無線機が大爆発する。
そして巨大で無慈悲なガンダムの兵器が部屋の中にグワーッと入ってきて、部屋全体をいわゆる何千度という高熱で焼き尽くし、自分の部下をすべて焼き殺してしまう。
ランバ・ラルは呆然とそのガンダムに向かって歩いて行きます。かなりすごいシーンです。
視聴者は、完全にこのランバ・ラルの方に共感する視点で作られています。
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マグネシウムのタツヤ(FREEex)