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私の生きがいは畑で、真っ黒になりながら働いています。
夫は理系高学歴で、退職後も自主勉強に励み、発表の場もあります。
健康にも気遣い、5時に起床して散歩し、近くの公園でラジオ体操に参加しています。
部屋も別々であまり干渉せず、結構な老後と思っていました。
夫自身も女性が好きな方だと思います。
クラス会に行き、気に入った人に文通を申し込んだことも。
2年ほど前からはラジオ体操で出会った70代の独身女性の話をよくするようになりました。
感情をあまり出さない夫が鼻歌まで歌い、忘れていた青春を取り戻したようで、最初はほほえましく思っておりました。
その後もスーパーで会った際に、夫にタッチしてくるなど、私と夫が一緒にいるとエキサイトする様子です。
さらには、「近くまで来たから」と、直接家までやって来たのです。
「そんなに嫌なら彼女に直接言えばいい」と。
静かで順調だった老後の生活が波立っています。
この状況をどう考えたらいいか、アドバイスをお願いします。
これが擬態です。
人間が擬態にだまされるのは、最初に見た先入観で「これは葉っぱだ」と決めつけるからです。
さて、あなたも擬態にだまされています。
誰あろう、あなた自身の「老婆の擬態」にです。
あなたは自分のことを「枯れている」と思ってますよね?
70才を越えた老夫婦で、いまさら愛だの恋だのという感情はない、と。
それはあなたの擬態です。
ハンサムな夫にヤキモキしたり、御自身とのギャップを考えるのに疲れて、数十年がかりで作り出した「老婆そっくりの擬態」じゃないですか?
だからいまさら「あの女、イヤだわ」と言うと夫は驚いたんです。
「え?お前、そういう女だったっけ?」って。
その女性も、夫から話を聞いたか、じかにあなたを見て、これまた見事に擬態にだまされました。
だからあつかましくも家にまで上がり込んできやがるわけです。
あなたはぜーんぜん、枯れていません。
だって、あなたの相談文、めっちゃ若いですよ。
年齢の部分を伏せ字にして「ラジオ体操で出会った」を「S N S のオフ会で出会った」に入れ換えたら、40代の夫婦でも、それどころか30代や20代の夫婦でも通用します。
あなたは20代の若妻みたいに「夫に近づいてくる女性」に嫉妬してる。
でも「老婆の擬態」に自分でだまされてるから、嫉妬に気付かない。
「私が嫉妬なんかするはずがない」「あの女の非常識な行動が不快なだけ」って思い込んじゃうんです。
夫にはそういうつもりはなくても、あなたが相手の女性を意識しちゃってる以上、仕方ありません。
あなたには嫌なコトでも、普通これ、良いコトなので「おめでとう」を言わせてください。
三角関係に処方箋はありません。
でも、あなたは長年連れ添った妻なんだから、正々堂々と嫉妬してO K です。
イヤな女は断固として、できれば可愛く、追い払いましょう。
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ヤムアキ
マグネシウムのタツヤ(FREEex)
コメント
コメントを書く相談内容がぶっ飛んで面白いし、それに対する回答もすごく好き
奥さんは今も旦那さん本当に大切なのね。
恥じることじゃないと思うの。旦那さんは幸せ者だわ。
くだらねえ話