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今回は、ニコ生ゼミ12月23日(#262)から、ハイライトをお届けいたします。
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「【『風の谷のナウシカ』のここに注目! 2 】 工業都市ペジテとは? 巨神兵の正体は? なぜ高畑勲は30点と言ったのか?」
そもそも、“センタードーム” とは一体何だったのか?
工業都市ペジテというは、どう見ても小さい国なのに、なぜ、トルメキアと戦争できるくらいの軍事力、財力を持つに至ったのか?
まあ、腐海もね、ミニチュアを作ればもっとわかりやすくなるんですけども。
『ナウシカ』のラストシーンに至るまでの謎についても、“ブラ腐海” というか、腐海をブラブラする視点で考えてみたら、いろいろと面白い発見があると思います。
そこら辺は1月6日のニコ生でやりますので、そういうことを想像しながら1月4日の金曜ロードショーを見ていただけると、楽しめると思います。
1種類目は、最後にも登場した「ラピュタの庭園の世話をする平和なロボット」です。
“ハウスキーパー型” と僕は考えてるんですけど。
そして、2種類目は、シータを守るために戦って、壊されてしまった “戦闘型” のロボット。
この2つが出てくるんですね。
つまり、ラピュタ人にとってロボットというのは、「万能型を1つ作って、それに何もかもをやらせる」んじゃなくて、自動車と同じように、ハウスキープとかガードマンとか、もしくは空中戦闘専用とか、いろいろなバリエーションを作っていたと考えるのが、文明人として当たり前だと思います。
僕は、ラストで登場した、溶けかけた巨神兵というのは、戦闘タイプではないと思ってるんですよ。
世界を滅ぼした戦闘タイプの巨神兵というのは、冒頭の、ナウシカが腐海でユパ様を探す時に中に入り込んだ、もう化石化した角のあるタイプではないかと考えています。
僕がそう考える理由とか、この戦闘タイプの巨神兵はなぜアニメ版に出てこなかったのか? 出てきたらどういう話になったのか? という話をしようと思います。
今回に関しては、妄想ではなく、資料を使って「なぜ、これが出てこなくなったのか?」というのを話していこうと思います。
「これじゃないだろう」と思わせたのか?
その後、宮崎駿は一体何をしようとしたのか?
こういうことを想像しながら見ると、10回目のナウシカであっても、別の面白さで深く楽しめると思います。
そんな、ナウシカに関しての話を、来年の新年1回目のニコ生でやろうと思います。
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