前回の岡田斗司夫ゼミでは、『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の特集でした。
目からウロコの経済的未来の話をわかりやすく解説してくれて、アンケートでもこれ以上ないほどの高評価をいただきました。
というわけで、今回のご紹介は、同じGoogleなどの大企業への就職をテーマにした回にフォーカスしてみます。
気になる方は、こちらからお好きなコースでお楽しみください!
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ちなみに、ハイライトを一部ご紹介すると、こんな感じです。
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今日のニコ生は「Googleへの就職」というテーマで、「Google就職問題」というのを、ちょっと考えようと思います。
ここに置いてあるのは『ソクラテスの人事』というNHKの番組を書籍化した本なんですけど。
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2009年あたりにオンエアされていた番組です。
僕も昔、これの出演依頼を受けて出演したんですけども、その企画書に書いてあった問題がちょっと面白かったので、取り上げてみたいと思います。
「Google就職問題」とは何かというと。
一昔前にGoogleの入社試験が話題になったおかげで、一時期、日本国中のチャラい企業がそれを真似して、入社試験にやたらと面倒くさかったり難しい問題を出し始めたんですよ。
たとえば、これは実際に『ソクラテスの人事』の企画書に書いてあった問題なんですけど、どう思いますか?
「サザエさん一家に、高級オープンカーを買わせるにはどう営業する?」
「ジェット機の重さを秤を使わずにどう量るか?」
「富士山を動かすには、どうしますか?」
こんな問題が出されていたんですけど。
ええ、もう本当に、マジな話、2010年前後の入社試験には、こういう問題が続出したんですよね。
僕もNHKの番組に出るにあたって「岡田さん、ちょっと回答を書いてみてください」と言われて、「番組アンケート」みたいな感じで、こういう問題の答えを書かされたんですよ。
今日は折角だから、みなさんにも同じ問題を考えていただこうと思いまして、こういう「めくりフリップ」を作ってみました。
これは、それぞれ「正攻法」、「力技」、「裏技」というふうに3つに分けて考えた僕の答えです。
1つだけ考えようとすると発想が固まっちゃうので。
ということで「サザエさんの一家に高級オープンカーを買わせるにはどう営業するのか?」の答えについて、みなさんも考えてみてください。
正攻法でも裏技でも力技でもなんでも結構です。
「一流企業にそんな人材いらんだろ?」とか、いろんな意見があるんですけど、これはもう、当時の流行りですから。
みなさん、裏技とか邪道ばかりを考えてますけど、まあまあ、大体わかります。
僕が考えた「正攻法」は、みなさんが考えているのと同じようなものですね。
波平は頑固一徹に見えて、案外、世間の流行に弱い。
ナカジマ家やイササカ家などの周囲の家に営業をかけて「最近はみんなオープンカー」と思わせれば、カツオ → サザエ → 波平の順に陥落する。 (コスト最高)
ただ、これをするにはコストも手間も掛かるというのが欠点なんですけど。
こんな感じの答えが、正攻法。一番面白くない答えです。
じゃあ、次は「力技」ですね。「何が何でも!」という案。
(つづく)