タオルくん:
今日は岡田に質問してみようと思うんだけども、最近は何かアニメ見てる?
教えて~。
岡田:
最近は『さらざんまい』が好き。
『さらざんまい』って見てる?
タオルくん:
弟の春河くんと主人公の衝撃の過去が出てきて、ちょっと面白くなってきたよね。
岡田:
あ、俺ね、そういうのキライ。
全然 好きじゃないの。
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というわけで俺は、そういうドラマ的なのは、どうでもいいんだよ。
幾原っぽいドラマはどうでもよくて、どちらかというと河童がメイン。
みなさんは『さらざんまい』って見た事ありますか?
河童が尻子玉を抜くという、もうそれだけのアニメなんだけどもね。
もうひたすら下らないというか、どうでもいいの(笑)。
それで、下らなくて どうでもいいものを、幾原 的な重たいドラマを乗っけてというヤツなんだけども。
やっぱり見所はそうじゃなくてね。
ひたすら変身シーンなの。
変身シーンとか、ミュージカルシーンっていうのかな。
あと警官が踊るパラパラとかね。
ああいう頭の悪いところが凄くいいんだよな(笑)。
他のアニメと逆なんだよ。
他のアニメって、たとえば設定とかドラマの部分をついつい見ちゃうじゃん。
それと逆でね、昔のスーパー戦隊モノとかを見ている感覚。
あと歌謡ショーとかを見ている時の感覚で、「そういうお話はどうでもいいから、歌にいってくれ!」っていうのがあるじゃん。
あの感覚だよな。
だから俺が『さらざんまい』で一番楽しいのは、第一話と第二話なんだ。
Amazonで見れるんだけど、第一話と第二話は、変身シーンとか歌のシーンとかがフル尺で入っているから、あそこを見ているだけで楽しいんでですね。
コメント「動きが面白い的な?」
うーん、いや別に動きはどうでもいい(笑)。
なんだろうね?
『さらざんまい』の楽しさは。
『少女革命ウテナ』を見ているときに、『絶対運命黙示録』が掛かりながら階段を昇っていくシーンを見るとゾクゾクするじゃん。
それでもう、この “お決まり” のヤツさえ見せてくれたら、本編のドラマなんてどうでもいいって。
『ウテナ』は違うんだよ。
何だかんだ言っても『ウテナ』は見れたんだけど、今回の『さらざんまい』は、ついにもう、そんなモノはどうでもいいぐらいバンクの映像が凄く良くってさ(笑)。
それで毎回毎回、敵のカパゾンビも違うのが出てくるんだけども、そんなモノはどうでもいから早くカパゾンビの尻の穴に潜り込んでくれと。
最後に尻の穴に潜り込んで尻子玉を抜くんだけどさ、その尻子玉を抜くシーンを見せてと。
「見せて」と言っても、同じ絵なんだよ(笑)。
同じなんだけども、「何かいいな」と思ってしまうという事でですね。
コメント「それはアニメの見方としてどうなんだ」
まぁね。
「どうなんだ?」とは思うんだけども、そんな事を言い出したら「そんなアニメを作った方が悪い!」って言うかですね(笑)。
だってドラマの方を見てみたら、あいも変わらず中学生か高校生ぐらいのガキんちょがトラウマだの何だの「俺には守りたいものがある」だの薄っぺらい事を言うからさ。
これは作る側も明らかに “薄っぺらい” っていう事を分かってやっていると。
だって主人公は いろんな秘密があるんだけども、第一話のときの敵のゾンビの尻の穴に潜って尻子玉を抜く時のセリフが「人に言えない欲望なんかを持つなー!」だからさ(笑)。
本当に人の事を言えるはずがないっていう話なのでですね。
楽しいです。
コメント「次回で1カットずつ解説しましょうw」
毎週1カットずつ?
いやいや、そんなもんじゃないって(笑)。
そんなもんじゃなくって、ニコ生ゼミを見たあとで、Amazonで見て「あはは」って言うぐらいの感じでですね。
そういうものを楽しんでいます。
Amazonで見れるので、みなさんも、ちょっと見てみてください。
コメント「ちょっと見てみようかなw」
そう!
その “ちょっと見てみる” っていう感じで見るのが、一番楽しいと思います。
コメント
コメントを書く本編のドラマより変身シーンをひたすら見るのが好きってのは分かる。
でも、本編のお話が薄っぺらいとかガキンチョだとか、そんな冷たい感想しか言えないならアニメ見なくて良いじゃん。