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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/09/16・増刊号
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今回は、ニコ生ゼミ9月15日分(#300)から、ハイライトをお届けいたします。

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 YouTube登録者数10万人突破! YouTubeアナリティクスの読み方をちょっと解説します

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 9月14日の土曜日に、やっとYoutTubeの登録者数が10万人を突破しました。

 9月15日で、10万千人ぐらいですか。

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 これは10万人への歩みですね。

 今年の3月9日は6万5千人ぐらい。


 本当に毎月毎月2千人とか3千人づつチビチビチビっとふえてたんですけどもですね、8月辺りから急に増えてきて、やっと9月14日に10万人に届きました。


 2014年から始めて、実は最初は64人だったんですよね(笑)。

 だいたい去年の今頃に、5万人ぐらいで。

 まぁ、『火垂るの墓』で増えたんだと思いますね。

 その後は毎月2、3千人ぐらい増えて。

 それで4月からYouTubeを出来るだけ毎日更新するというふうにして、やっと伸びたんですけども。


 登録者数10万人っていうのはどれぐらいなものかっていうとですね、まぁ、大した事はないんですよ。

 日本国内の順位でいうと、2207番ですね。

 ベスト2000にも入れてないんです。


 それで次の目標は、多分30万人ぐらいなんでしょうけども、今の最高に増えているペースで考えても、あと2年ぐらいかかるんでですね

 なので、今、「見てるけど、登録していない」という人はメチャクチャいると思うんですけども、ぜひ登録してください(笑)。

・・・

 だから、おかしいんですよ。

 再生数は15万回とかいってるのに、登録数は10万って、「何か変だよ!」って思うんですけども(笑)。


 それで、ちょっと面白いから分析してみたので聞いてみてください。

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 この表は YouTubeアナリティクス というヤツで表示されるんです。

 YouTube統計から見る視聴層の推移なんですけども。


 2016年には、中央の35歳から44歳が多く、続いて20代と40代が多いんですね。

 しかし2019年の現在は、ほぼどの年齢層も横並びになってるわけですね。

 2019年全体よりも、この一週間の方を見てみると分かるとおり、この一週間の急激な伸びっていうのは、ほぼ10代の層と、50代から60代ぐらいの層が急激に増えたからというのが見えます。


 つまり、昔からの僕の番組を見ていただいてるオタクファン層の30代から40代の人たちっていうのは、ある程度はもう入るだけ入ってる。

 だいたい今は、大学生から社会人の5年生ぐらいまでの層と、50代後半から60代の半ばという実年層の、この二つの層が増えてきているのだと思います。

 なので、ますます「オタクにしか分からない話は控えろ!」という感じになってきたんだと思います(笑)。

・・・

 つぎに男女比を見てみましょう。

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 「岡田斗司夫ゼミの視聴者は男ばっかりだ!」と思われてるんですよ。

 僕も、そう思ってたんです。

 それは去年までは、そうだったんですよ。

 2018年までは、男女比でいうと女性が10.何パーセント、男性が85パーセントぐらいだったんです。


 けども今年の入ってから女性が25パーセントぐらいになってきて、実は現在の男女比は55対45ぐらいなんですね。

 つまりもう男女の数がほとんど変わらなくなってきてると。

 それも、この半年ぐらいで。


 それで、この半年ぐらいで男女比がそんなに変わらなくなってきているという事は、さっき話した大学生から社会人5年生までと、50代以上で入ってきている実年層の、おそらくほとんどが女性ではないかっていうのが、この統計データから分かります。

 しかし、ゼミの話題を女の人向けにしたつもりは、一切ないんですよ。


 つまり、これまでマスコミ業界で言われていた「この話題は女性向け」っていうマーケティングが、もはや通用していないって事が分かります。

 つまり基本的に、本当に出演者が本当に興味があったり、面白いと思っている話を、あまり時間を気にしないで喋れば、年齢とか性別はあんまり関係ないって気がしてきました。


 僕も、ユーチューバーは年齢や性別が関係すると思ってたんです。

 もし僕がイケメンであったり、痩せていたり、あるいは仮に美少女だったりしても、多分それでも登録者数は30万人ぐらいにしかいけないと思うんですね。

 決して100万人にはいかない。

 僕は100万人に分かるような話をした覚えは無いし、これからもするつもりは無いんですけどね(笑)。


 つまりユーチューバーっていうのはですね、見た目や年齢は “ある程度” は関係するんですけども、その “ある程度” っていうのは、持っている実数×3ぐらいの係数にしか過ぎないのではないかと。

 だから面白い事をやっていれば、ある程度の人数が見てくれる。

 それで、もし見た目が良かっても、×3ぐらいにしかならない。

 まぁ、3倍っていうのは凄いんですけども。

 そんなふうに僕は思っています。

・・・

 それでは次です。

 僕が一番驚いたのがこのデータなんですけども。

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 これは平均視聴時間の推移なんですね。

 上側が最近の視聴回数で、下側が視聴時間です。

 さっきまで見ていたのは視聴回数なんですけども、こんどは時間なんですよ。


 視聴回数を見ると10代が3パーセントで、50代が8パーセント、65歳以上が2パーセントで「あ、やっぱり少ないな」と思うんですけども。

 ところがこれを「何分見てるのか?」の視聴時間でならしていくと、見事にほとんど同じになっています。


 これをどういうふうに読むのかっていうと、年齢が低かったり高かったりすると、確かに視聴回数は少ない。

 つまりファン層は少ないんです。

 けども、その分、見ている人の費やしてくれる時間数・ロイヤリティーは高いという事だと思います。

 視聴回数は減るけども、興味の持続は増えるという事で。

 なので、視聴時間でならすと各年齢層は、あまり差がなくなってくると。


 結論なんですけど、ここから分かるのは、多分今のYouTubeで僕を見てくれている視聴者層っていうのは、最強だと思います。

 年生や性別の偏りがほとんど無くて、全年齢層に対してアピールできていると。


 なので、数ではまだまだ「これは大した事ないなぁ」と思うんですけども、内容・質に関してはかなり濃く優良な視聴者を得ているので、めっちゃ嬉しいという話でありました(笑)。

・・・

 YouTubeを自分でやっている方も多いと思うんですけども、あのアナリティクスの読み方が分からない人がかなりいると思うので、ちょっと解説してみました。


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