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岡田斗司夫の解決!ズバっと「評価経済システムについて質問です。」
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岡田斗司夫の解決!ズバっと「評価経済システムについて質問です。」

2014-07-07 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2014/7/7
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    おはよう! 岡田斗司夫です。

    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。

    かたっぱしから答えてみましょう。


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    トク・メイさん/29歳/フリーター/クラウド市民
    「評価経済システムについて質問です。」

    【質問】
    “正直まだシステムをあまり理解できていませんし、何回もこういう質問を受けたと思いますがよろしくお願いします。


    評価経済システムが突き進んだ先に国は存続できるのでしょうか?
    国を維持するためには結局税金というお金が大量に必要になると思います。

    評価経済が完全に突き進んだ理想的な世界では上手く国も動くと思いますが、貨幣経済システムから評価経済システムに切り替わってる最中に国が破綻すると思います。

    小規模など田舎の村では上手く機能するでしょうが国同士の規模まで行くと、一斉に地球上の全人類の価値観を変えたり侵略国家をなくさない限り破綻するように思えますがどうなのでしょうか?”

    【回答】
    たとえば現在は「マネー経済の社会」です。でも国家間の対立には一世代前の「武力」が問題になります。
    現代はマネー経済の社会だからと言って、武力を完全放棄できるか?無理ですよね。現に日本はそれで苦労しています。

    評価経済の時代になっても、同様に「マネー経済」「武力」のほうが有効な局面はいくらでもあります。
    それらが混在するのが、正しい「世界のありかた」です。

    もう一つ。「国家」というのは別に社会にとって不可欠ではありません。
    部族や王政よりも便利だから生き残った概念です。
    評価経済の土壌は「ネット社会」「グローバル経済」です。
    この二つの社会変化に「国家」が耐えきれる気が、僕にはしません。

    >評価経済が完全に突き進んだ理想的な世界
    >一斉に地球上の全人類の価値観を変えたり侵略国家をなくさない限り

    トク・メイさんの考え方は、以上の引用でわかるとおり極端です。
    ゼロか100かで物事を考えるクセがついちゃってます。
    それは「世界を考える思考フレーム」には向いていないと思うので、ちょっと修正してください。

     
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