キリンさん/32歳/会社員/クラウド市民
「薬物に対してどう考えますか?」
【質問】
“覚せい剤などの薬物を取り締まる風潮はいつ頃無くなるのでしょうか?
僕は肝臓が悪く疲れやすい体質なのですが、昭和初期のように「ヒロポン」を打って疲労を回復させてみたい。そもそも薬物が悪いとは思えません。
何故なら薬 物を乱用して幻覚で殺人や暴力事件が発生とか聞いたことがないから。薬物絡みの事件は「薬物を買う金が欲しくて窃盗」ぐらい。中毒死させた、「押尾学事件 (仮)」はありましたが、すぐ病院に搬送すれば助かったのでは。
搬送できない理由は逮捕を恐れたと推測します。要するに薬物の直接的な害はほぼ無いと思う のです。むしろ規制することで密売となり暴力団の資金になります。だったら国が管理してタバコのように税をかけて財政に当てれば一石二鳥です。
岡田さんの 言う「非モテ」による事件も薬物で紛らわせれば犯罪にならなかったような気がします。今の社会に薬物が必要だと考えます。
岡田さんは薬物に対してどうお考えですか?”
【回答】
>薬物を乱用して幻覚で殺人や暴力事件が発生とか聞いたことがない
それは致命的な認識不足です。
西成区麻薬中毒者殺人事件→http://goo.gl/2vZO6U
深川通り魔殺人事件→http://goo.gl/T2tLL
キリンさんの認識不足がなぜ「致命的」かというと、キリンさんは自身の「手軽に薬物を入手したい」という欲望を肯定するために、無理やりな理屈を作ってるんです。
だから僕がネットで調べたら5秒で見つけたような事件を「自分の意見が正当か検証する」というひと手間さえ惜しんで、見逃す。
結果、キリンさんの主張はトンデモと同系列になっちゃうんですよ。
まぁ、おっしゃりたいことの大意はわかりますので、とりあえず「薬物を乱用して幻覚で殺人や暴力事件が発生とか聞いたことがない」という部分は妄言としてスルーします(笑)。
麻薬・覚醒剤などの薬物を取り締まるのは正当か?と聞かれたら、僕は疑問だと思います。
お酒などのアルコールは一部の麻薬などより中毒性も有害性も高い。でも国から公認され、財源になっています。コーヒーとお酒、つまりカフェインとアルコールというアッパー・ダウナー両方を混ぜた摂取はスピードボールと呼ばれ、覚醒剤並みの破壊力があるそうです。
アニメ「風立ちぬ」で主人公の二郎はしょっちゅうタバコを吸います。これもニコチンによる覚醒成分を求めて。頭をスッキリさせて戦闘機の設計をしたいわけです。ニコチンには中毒性があるので、これも覚醒剤の一種です。
砂糖にも中毒性と多幸性があります。これまた麻薬の一種です。
つまり、世の中にはすでに麻薬・覚醒剤が氾濫しているんです。
その中で合法なものと、半合法(許可が必要)なものと、非合法なものがある。
お酒やタバコ、砂糖は合法。
医師の処方によるヘロインは半合法。アムステルダムでは大麻は合法。
アヘンやコカインなどは非合法。
どれを合法で、どれを非合法とするかは、それぞれの国の法律の問題です。
キリンさんが訴えるならば「この薬物を合法化しろ」と特定すべき。
特定した薬物の安全性とメリットを訴えましょう。
「すべての薬物を合法・自由化」という主張が受け入れられる可能性は事実上、ゼロだからです。
コメント
コメントを書く国内での薬物のイメージってすごく悪い印象がありますよね
確かに乱用しすぎたら危ないものもありますけど
ちゃんと知識さえあれば使っても良いものだと自分も前々から思ってました。
まあ日本じゃダメですがw
どうしても使いたいなら海外行きましょ
>>1
だから「薬物」って書き方しちゃダメなんだって。
個別の話をしないと。
>>2
あぁごめんなさいっ