• このエントリーをはてなブックマークに追加
岡田斗司夫の解決!ズバっと「リニューアル後のメルマガについて」「映画『渇き。』について」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

岡田斗司夫の解決!ズバっと「リニューアル後のメルマガについて」「映画『渇き。』について」

2014-08-06 06:00
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2014/8/6
    ───────────────────────────────────
    おはよう! 岡田斗司夫です。
    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
    かたっぱしから答えてみましょう。
    ───────────────────────────────────
    いとぅさん/33歳/歯医者さん/クラウド市民
    「リニューアル後のメルマガについて」
    【質問】
    “ いつも楽しく拝見させていただいています。私は岡田氏のファンであり、岡田氏の考え方に同調し、自分の人生の師と勝手に思っている者です。
    メルマガも岡田氏の近況や、思いもよらない新たな発想、独特な切り口、過去に製作者だった経験からの裏話や体験談、映画評論など色々混在していて非常に楽しいものでした。
    しかし、リニューアル後のメルマガでは、独特の切り口のみが特化されすぎていて、あまり楽しくありません。週一程度のワンコーナーならば非常に楽しめるのですが、毎日はきついです。やってる方は楽しいのはわかるのですが...
    どないかなりませんか?”

    【回答】
     どないもなりません(笑)。
     近況や発想、映画評論などを質問してくれたら答えますが・・・
     僕の引き出しはかなり豊富にあると思います。
     それを引き出すのは「質問」です。
     面白いモノが欲しければ、それを引き出す質問を考えてください。
    ───────────────────────────────────
    匿名希望さん/22歳/アルバイト/クラウド市民
    「映画『渇き。』について」
    【質問】
    “賛否両論の映画『渇き。』ですが、
    この前のニコ生で岡田先生は「『渇き。』は当たりだった」とおっしゃっており、ぜひ先生の解説がお聞きしたいと思いました。何卒よろしくお願い致します。”

    【回答】
     「渇き。」はアタリだけどハズレです。
     アタリな部分は、映像表現。
     ハズレな理由は登場人物が薄っぺらな「キャラ」だからです。
     主人公の元刑事の父親は、「内部に闇を抱えている」ことしかわかりません。
     消えたヒロインの娘も「内部にモンスターが存在する不気味な若者」としか描写していません。
     それぞれのエキセントリックな言動はさんざん紹介されます。でも「なぜそうなのか?」という内面の掘り下げは皆無です。
    「嫌われ松子の一生」でも「下妻物語」でも、エキセントリックな人物は「そのように生きること」によって周囲と生じる軋轢が描かれていました。
     でも今回は、まったく描いていない。否、描けていない。
     特にダメなのが主人公の元・部下である刑事。
     明らかな違法捜査やってるけど、周囲の刑事はそれを咎めない。命令に全て従う。
     こういうドラマを子供だまし、と言います。
     賛否両論なのは当たり前。
     ドラマにこのようなリアリティを求めず、単に極端な言動の「キャラ」が出演したら、それだけで面白がる「読解力の低い」観客が喜んでいるからです。
     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。