「アオイホノオを読んで感じたこと」
【質問】
“アオイホノオを読みました。自分もアニメ業界を志しているのですが、
アニメ業界に活気が以前よりない気がします。
なんかクオリティ自体も停滞しているような・・・
アオイホノオを見ると昔のアニメ業界を志す若者は今よりも熱気や現状を変えてやろうとする意思を持った方が多いようなきがします。
これらは私の勘違いでしょうか。
また、勘違いでないとしたらどうしてこのようになったのか、
またどうしてこのように感じるのかを是非ともお聞かせください。”
【回答】
それは勘違いです。
当時より今のほうがアニメ界に活気はあるし、クオリティは高いですよ。
活気が無くてクオリティが低いのは、「アマチュア(ファン)の創作意欲」です。
これも理由は簡単で、当時のアニメは完成度もファンへの満足感も低かった。結果として「オレが作ったらもっとマシなアニメができる!」「私にもやらせて!」という焔モユルのような「良い意味で勘違い」したようなファンが多かった。
庵野や赤井や、もちろん僕もその1人です。
今のアニメを観ても、当時のように「こんなしょーもないの、オレでも作れる!」とは感じません。だから創作に熱心なファンは減ってしまった。
逆に「こんなしょーもない番組なら、オレでもできる!」と思えるニコ生番組は多い。だからこそ、生主は増えていくんだと思います。
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匿名希望さん/29歳/海外の中小企業社長/ブロマガ会員
「セルフブランディング」
【質問】
“岡田さんのセルフブランディングのコンセプトを教えてください。
具体的には、メルマガなど、「不特定多数の人に発信する際、自分をどう見せているのか(どのように見られたいか)」を教えてください。”
【回答】
僕は「僕自身に、とんでもない価値や魅力がある」と確信しています。
でも、気の毒なことに世界の大部分の人たちは、この僕の魅力に気付いていません。
なので、かわいそうな彼らに、できるだけわかりやすく、なおかつ僕がラクチンに、僕の魅力を紹介しようと日々、精進しています。
ここまででおわかりの通り、僕にはセルフブランディングの発想はありません。
「どう見せるのか?」と聞かれたら「素晴らしい素材を活かすために、できるだけありのままに」と答えます。
これで回答になってますか?