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岡田斗司夫のニコ生では言えない話 第2号 2012/9/18
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【人生相談】言われた方が必ずへこむ上野千鶴子。オレが勝てるポイントはそこ。
【今週の書き起こし】岡田斗司夫講演「メイキングオブ悩みのるつぼ」
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【予約開始】幻冬社『オタクの息子に悩んでます』朝日新聞「悩みにるつぼ」より
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◆【人生相談】言われた方が必ずへこむ上野千鶴子。オレが勝てるポイントはそこ
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会員の皆さま、いつも岡田斗司夫ブロマガチャンネルをご覧いただき、ありがとうございます。第2号担当はFREEexメンバー:のぞき見のミホコです。よろしくお願いします。
あれもこれもお届けしたい、と第1号発行からわずか2日でもう第2号を発行しちゃいました。お時間あるときに、是非じっくりお付き合いください。
まずは、朝日新聞に岡田が連載している人生相談コーナー「悩みのるつぼ」。その講演会でのハイライトを、ミホコがセレクトしてお届けします。
「人生相談の回答には個性が出ます。」と岡田。例えば、同じ「悩みのるつぼ」の回答者については、こう分析します。
岡田:上野千鶴子さんはおそらく、読んでいてすっとする回答するはずなんですね。「よく言ってくれた上野千鶴子」という。ということは、言われたほうは必ずへこむだろうと。つまり、読者の30%はすっとするけど、7割を潜在的な敵に回すに違いない。
ということは俺が勝てるポイントがあると考えました。
次に車谷長吉さんの相談。この人はすべて深遠な人生で語ろうとする。
苦しんでる人から相談がきたら、「私はもっと苦しんでた」「14歳の頃からこんなに不幸だ」って不幸返しをバーンとして、相手が「すんませんでした」と言ったところで、とうとうと語るんです。
これは長期的な戦略には大変いいんですが、悩んでいてパニック状態の人に、今簡単な解決策を与えることはできない。
ということは新聞の読者の中で半分くらいの人は「うん、車谷さんの話は深い」って感動するけど、残り半分は「何だよこいつ、何も答えてないじゃないかよ」と思うに違いない。
勝てると思いました。
過去の名人生相談コーナーも次々分析。
『青空人生相談所』って、橋本治さんが昔連載されてたんです。僕それで驚いたのが、例えば差別されてますとか、背が低いと言われましたっていう、すごい答え難い相談があるんですね。
僕も「るつぼ」で、答え難いと言うよりは元来この質問に答えるのは不可能って言うような問題をいくつかもらったことがあるんです。
で、すごいパニックになっちゃうんですけれども、橋本さんの切り返しは本当にすごくて、ギリギリ正直に言っちゃうんですね。
そして、悩みの相談に乗る時の勝間和代さんと香山リカさんについては…
岡田:パターンが勝間和代さんと香山リカさんとは、確かに対立するんですよね。
そりゃ二人共悩みの相談に乗るっていう事はやってるんですけども、アプローチ法が違うんですね。
香山先生は精神科医ですから、もっと専門的に分析して行く。そして、その悩み自体を信じないんですね。それの裏を読もうとする。
…勝間的アプローチはですね、ここに全く着目しないんですね。
純粋にここに対してアプローチします。
つまり、稼げと。負けるな、というふうにアプローチするんですね。
紹介映像(2分)ぜひご覧ください。
今号の「岡田斗司夫のニコ生では言えない話」では、この講演の会員限定映像に加え、音声版とテキスト版、3つのメディアでしっかりお伝えします。
「岡田斗司夫のニコ生では言えない話」第2号スタート!
(のぞき見のミホコ)