「25歳が読んでおくべき本」
【質問】
“25歳の自分が、今後のために読んでおくべき本はどんな本でしょうか?
ちなみに、転職したばかりなのでキャリアを積んでるわけではありません。”
【回答】
25歳の人が今後の為に読んでおくべき本ですか――。10代は片っ端から読む。20代はそろそろ自分の好きなこと見つけて、その本を読む。これが僕が考える読書術なんですね。
■20代は偏ってもいいから読書習慣が大事
つまり、10代のうちは目に入る本はとりあえず何でも読んだ方が良いよ。好きな本だけじゃなくて、ちょっとでも面白そうな本はどんどん読んだ方が良い。 変な例えですけど、ゾンビに興味があったら、ゾンビばかり読むのは20代の楽しみにとっておく。10代はそれに関係ない本でもどんどん読む。
20代は自分の興味を深く掘る時期だと思います。20代はどの本を読むかではなく、読書習慣を手放さないことが大事です。これまで週に1冊2冊のペースならば、20代は読む傾向が偏ってもいいから、週に1冊2冊のペースを落とさないようにする。
■30代は読まないといけない本がたくさんある
30代になったら、読まなきゃならない本が沢山でてきます。つまり、資料の為に読まないといけないとか。先輩から言われた、後輩から言われた、会社で偉 くなったから部下の人心掌握のマニュアルとか、しょうもない本をいっぱい読まなきゃいけなくなる。その時に20代で縦に掘った穴が強制的に横に広がる。そ うすると楽しいことがいっぱい起こるので、20代のうちは好きな本を読んでいいけど、読む分量だけはキープして下さい。
【まとめ】
20代は偏ってもいいから好きな本をどんどん読んで、興味の穴を深く掘って下さい。ただし、読む分量だけはキープして下さい。そうすると30代になったとき、強制的に縦に掘った興味の穴が横に広がって楽しくなります。