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昨日のメルマガで朝日新聞『悩みのるつぼ』の相談文をお届けしました。
今日は、いよいよ回答文もお届けします。
21歳の男性です。
僕は「ぬるま湯」に浸かった人生を送ってきました。
「本当に自分がこうした活動へ人生を賭けて臨む覚悟があるのか?」と聞かれれば、「やったことがないので分かりません」と答えるしかありません。
高慢ですが、自分には他の人よりも多くの選択肢を持つことが出来ていると感じています。
しかし、だからこそ1つに絞れず何にも身を投じることが出来ません。
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あなたの部活や学業も、文句のつけようはない。だけど、企業の側からスカウトに来るほどじゃない。つまり就活するうえで、何のウリも取り得もない。
就職戦線では取り得のないあなたでも、ボランティアという異次元では「なにひとつ不自由ないのに、あえてボランティア」という、ひとつ上の立場に立てる。ここなら「恵まれすぎてるのに、あえてボランティア」と評価してもらえそう・・・。
「恵まれた環境」「ぬるま湯」に対して一喝を、というリクエストに応じて考えてみました。あなたのいる場所は恵まれてもいないし、ぬるま湯でもありません。冷え切った水です。