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岡田斗司夫の解決!ズバっと「雑貨店の売上アップの戦略」
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岡田斗司夫の解決!ズバっと「雑貨店の売上アップの戦略」

2015-03-31 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/03/31
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
    かたっぱしから答えてみましょう。
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    雑貨店の売上アップの戦略」
    焼け野原ひろしさん/50代/雑貨店主/ブロマガ会員

     私は繁華街で女性向け雑貨ショップを営んでいます。
     今はムーミン雑貨が売れていますが、なにぶん単価が低く、売上が上がりません。
     1万円以上の商品がなかなか売れません。売れない商品は原価でも売れません。薄利なものばかりが売れるコンビニのような様相で、販売力のあるスタッフがいるのに宝の持ち腐れになっています。
     商品のジャンルにこだわりはなく、今、利益をだせる商品、商品力のある商品、即戦力になる商品を探していますが、見つかりません。
     岡田さんがこのような店の軍師で、売上アップを目指すとしたら、どのような戦略を提案しますか?

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     雑貨店業界自体が過当競争化しているので、普通に仕入れられるものを置いていたらシンドいと思うんですね。
     販売力があるスタッフがいるんだから、「売れないものを売る」しかないと思います。


    ■吉祥寺のカエルグッズ専門店

     吉祥寺に"カエルグッズ専門店"があるんですね。
     ネコグッズ専門店やイヌグッズ専門店は日本中にあるんですけども、カエルグッズ専門店って、僕が見る限りそこにしかない。
     カエルの傘立てとか、カエルの灰皿とか、カエルのカードとか、「よくこんなに世界中にカエルグッズがあったもんだな」って思ったんです。

     このお店、一軒丸々カエルグッズなんですけど、これはよほどの販売力と商品を見抜く力がないと出来ない企画なんですね。


    ■雑貨店よりも販売力のあるスタッフが資産

     もし焼け野原ひろしさんに"商品を見抜く力"があるなら、「売れないと思うけど自分は絶対に良い」と思っている商品を仕入れるべきなんです。
     雑貨店といっても雑貨である必要はないです。雑貨店という枠があるだけで、本当に自分が面白いと思うものとか、他の人には分からないもので構いません。

     販売力があるスタッフがあなたの資産です。
     雑貨店を資産だと思っちゃってるところが間違いなんです。人が資産であってその枠は資産でもなんでもないんですね。
     つまり、雑貨店という枠が邪魔をしている。

     販売力のあるスタッフがいるんだったら、「普通だったら売れないけども、うちのスタッフだったら絶対売れる!」という、すごく狭い範囲のものを見つけてきて、それの専門店にするのが1番いいと思います。


    【まとめ】
     雑貨店が資産ではなく、販売力のあるスタッフが資産です。普通のものを売っても雑貨店としてシンドいだけです。販売力のあるスタッフという資産を使って、普通だったら売れないものを売りましょう。

     
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