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メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「雑貨店の売上アップの戦略」
私は繁華街で女性向け雑貨ショップを営んでいます。
今はムーミン雑貨が売れていますが、なにぶん単価が低く、売上が上がりません。
岡田さんがこのような店の軍師で、売上アップを目指すとしたら、どのような戦略を提案しますか?
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販売力があるスタッフがいるんだから、「売れないものを売る」しかないと思います。
吉祥寺に"カエルグッズ専門店"があるんですね。
ネコグッズ専門店やイヌグッズ専門店は日本中にあるんですけども、カエルグッズ専門店って、僕が見る限りそこにしかない。
カエルの傘立てとか、カエルの灰皿とか、カエルのカードとか、「よくこんなに世界中にカエルグッズがあったもんだな」って思ったんです。
このお店、一軒丸々カエルグッズなんですけど、これはよほどの販売力と商品を見抜く力がないと出来ない企画なんですね。
もし焼け野原ひろしさんに"商品を見抜く力"があるなら、「売れないと思うけど自分は絶対に良い」と思っている商品を仕入れるべきなんです。
雑貨店といっても雑貨である必要はないです。雑貨店という枠があるだけで、本当に自分が面白いと思うものとか、他の人には分からないもので構いません。
販売力があるスタッフがあなたの資産です。
雑貨店を資産だと思っちゃってるところが間違いなんです。人が資産であってその枠は資産でもなんでもないんですね。
つまり、雑貨店という枠が邪魔をしている。
販売力のあるスタッフがいるんだったら、「普通だったら売れないけども、うちのスタッフだったら絶対売れる!」という、すごく狭い範囲のものを見つけてきて、それの専門店にするのが1番いいと思います。