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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/05/02
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
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「SFとして面白いライトノベルを教えてください」
岡田さんはライトノベルを読んでいますか?
SFとしても面白く読めるライトノベルがありましたら、ご紹介願いたいです。
※この回答は2012/09/08に行われたSF読書会『ドラッガーよりハインラインを読め!』を文章起こししたものです。
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『マルドゥック・スクランブル』はライトノベルなんですか?
僕が面白いと思えるSFライトノベルがあるとしたら、それぐらいですね。
■ラノベ作家がラノベしか書かないのには理由がある
なんというか、「コンビニで売っているパスタの中でおいしい物を教えて下さい!」と言われているような気分です。
いや、『マルドゥック・スクランブル』は合格以上なんですけども。
ライトノベルで面白い作品を書く人間がいたら、その作家はいずれ”一般小説”を書いちゃうんですよ。
逆に言えば、今ヒットしている一般小説を書いている人が、ライトノベル作家時代に書いたものは絶対に面白いと思います。
いつまでもラノベを書いている人は、それなりの理由があるんだと思います。
「すごく好き」とか、「それしか書けない」とかですね。
――と言いながら、僕はライトノベルを読まないんですけどね。
■もしも、ハインラインが『俺妹』を書いたら?
ライトノベルを読まないなりに、『俺の妹がこんなに可愛い理由がない』ってのは気になりますね。
タイトル的に。
でも、このタイトルのついた作品がどんな話なのかを妄想しているくらいがいいです。
「“俺妹”をハインラインが書いたらどんな話だろうか?」とか考えている時が一番楽しいですね(笑)
と、いうわけで、読んでないです。すいません。
【まとめ】
岡田斗司夫はラノベを読みませんが、『俺の妹がこんなに可愛い理由がない』という作品の、”タイトルだけ”は気になります。
「その題名でハインラインが小説を書いたらどんな話になるだろうか?」という妄想で楽しんでます。