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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「官邸にドローン問題」
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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「官邸にドローン問題」

2015-06-30 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/06/30
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
    かたっぱしから答えてみましょう。

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    「官邸にドローン問題」

    むらかわんさん/38歳

     東京都庁よりも高く飛べるドローンが市販されているようです。
     一般的にカメラがついているものが多く、プライバシーも心配です。
     こんなものを普通の人が買って飛ばしてもいいんでしょうか?
     岡田さんは技術の進歩とおもちゃの範囲を今後どうなると思われますか?

    今回はゲスト出演された"ヤマタク"こと山本琢磨さんと岡田斗司夫の回答をお届けします。

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    <岡田>
     1番高いドローンだと、300m近く上がれるんですよ。

    <ヤマタク>
     すごいっすね。

    <岡田>
     ドローンの正しい呼び方は、「マルチコプター」というらしいです。
     ローターがいっぱい付いてるヘリコプターの中でも、“無人標的機”をドローンといいます。
     この場合はドローンでいいでしょう。


    ■「怒られるまでやる」という考え方

    <ヤマタク>
     Googleのストリートビューが出る前の話です。
     アイディーユーという会社で、ロケーションビューがあったんですよ。
     実は私が担当してたんですけど。

     ロケーションビューも、「技術とプライバシーの問題」じゃないですか?
     だから、法律を色々と調べたんです。
     その時は「車目線の高さだったら、前例としてOK」とありました。

     結局、全部そうなんですけど、「技術の進歩とおもちゃの許される範囲」に対しては、「怒られるまでやって確かめる」しかないですね。

    <岡田>
     あははは(笑)
     なるほどな。

    <ヤマタク>
     一般的なビジネスでいうと「怒られるまでやる」というのがありますね。
     多分、これも誰かが怒ったら自粛になる。

    <岡田>
     ストリートビューも、ドイツでまだ揉めてるんですかね?
     ドイツはプライバシーの概念が、僕らが考えてるより、はるかに高いから。

     ストリートビューは一部OKの地区以外は、禁止の状態がすごく長かった。
     2005〜6年ぐらいまで、ドイツの街並みをストリートビューで見ると、そこら中にボカシがかかって見えなかったんだよ。
     ところどころで観光名所だけは見えるけど、CGで人物が消してる。偶然に写り込んでいる人を全部消さないとダメだったんですよ。

     今は緩和されてるはず。
     僕が知ってるのは、10年ぐらい前の情報なんですけども。


    ■ドローンは高度規制か販売規制される?

    <岡田>
     技術が上がって、プライバシーの問題が出たときどうするかについて。
     答えの一つは「怒られるまでやって確かめる」だとして。

     国家や共同体によって、閉鎖的なところや、締め付けが厳しいところがありますよね。
     例えば、中国がストリートビューを許すとは、とても思えないじゃないですか?
     北朝鮮がストリートビューを許すなんてありえないじゃないですか?
     北朝鮮なんか全部CGの街並みになっちゃいますよね。ゴミが全部消されて(笑)

     どこでも飛べるドローンにカメラがついている。
     これについて、「多少のプライバシー侵害があっても、自由度が上がる方が面白い」って思うんだけど。

     でも、今回のように首相官邸に不時着することがあれば、規制されるだろう。
     イヤだなと思いますね。

    <ヤマタク>
     絶対高く上がらないようになりますね。

    <岡田>
     高度規制されるか、もしくはドローンの販売規制されるか、のどっちかでしょうね。

    <ヤマタク>
     ロケーションビューが問題になったときに、僕も一生懸命消してました。
     怒られて、2chに名前書かれました。担当者はコイツだって(笑)


    【まとめ】
     技術の進歩とプライバシー問題については、「怒られるまでやる」という考え方があります。
     多少のプライバシー侵害があっても、自由度が上がる方が面白いと思いますが、今後は規制されていくと思います。
     
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