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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「田代まさしの盗撮疑惑について」(前編)
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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「田代まさしの盗撮疑惑について」(前編)

2015-08-06 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/08/06
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    おはようございます。

    今日は『解決!ズバッと』はお休み。
    情報サイト『探偵ファイル』に掲載したコラムをお届けします。


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    「田代まさしの盗撮疑惑について」(前編)

    (元記事はコチラから)


     この記事が載る頃には、「新事実が明るみに!」なんてことになっているかもしれないんだけど・・・

     田代まさしが、盗撮疑惑でつかまり、書類送検された。
     田代はすでに何回も逮捕歴がある。
     「いくらなんでも、もうないだろう」と思われていた矢先の事件だった。

     あきれ返っていると、その後、ヤフーニュースに新情報が載った。
     あの書類送検は、勇み足だったかもしれない、というものだ。

     駅のホームで「あれ?あれは、田代まさし?」と周りが注目していたところ、田代がたまたま、落とした財布だか、小銭だかを拾った。
     その不自然な姿勢を見て、近くにいた人が「どうせまた、痴漢行為をしているに違いない」と思い込み、捕まえて駅の待合室に送り込んだ。
     そのとき、田代は反論せず、容疑を認めてしまった。

     本当に田代が携帯電話で盗撮していたのだとしたら、それに画像が残っているはず。
     だが、警察からは今のところ、証拠となる画像は公開されていない。

     この記事を書いたのは「創」という雑誌の編集長:篠田博之さん。
     篠田編集長は、安易な正義感で容疑者をバッシングしない。
     常に真摯なアプローチをくずさない取材姿勢を貫いている。
     連続幼女殺人事件の時も、裁判を傍聴にいったり、宮崎勤の手記を載せたりして、ブームが去った後も追いかけ続けた。
     冤罪事件にも義憤をもやし、取材の手をゆるめない。
     孤高の編集長といえる。

     言論系の雑誌では、昔、『噂の真相』が代表だったけれど。
     それがつぶれてしまったその結果『創』は、様々な主張の駆け込み寺的な存在にもなっている。

     篠田編集長の主張を読むと、田代さんは被害者だ。
     「まだ断片的な事柄しかわかっていない状況で、報道やネットでの論調には強い疑問を感じた。
     それに尾ひれをつけて拡散していくことに対しては、とりあえず何かせねばいけないという気持ちになった」
     とあるから、義憤にかられ、雑誌編集長の立場をかけて発言していることがわかる。
     僕も、この記事を読んだ瞬間は、「警察の勇み足じゃないのか?!有名人を目の敵にして、目立つとこでばっかり点数稼ごうとすんなよ!」とか、義憤に燃えてしまった。

     が、あれから一週間、冷静になって考えてみる。
     記事が載ったのは7月15日、その後、警察やマスコミから、新情報は出ない。
     僕は、篠田編集長のことをよく知っている。すごく「いい人」なのだ。

    (次号に続く)


    以上、情報サイト『探偵ファイル』よりお届けしました。
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