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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「警察は不公平!」
紫芋さん/25歳/フリーター
「決まってしまったものは仕方がない」と腑に落ちないながらも渋々したがっているのですが、先日、駐輪禁止の場所に“自転車を取り締まる警察官が乗っていたであろうバイク”が堂々と止めてあるのを見つけました。
岡田さん、市民にはルールを強要するくせに自分たちはルールを守らない警察官どもに鉄槌を下す方法を教えてください!
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道交法改正によって、イヤホンを付けて自転車をこぐのは許されなくなったんだよね。
つまり、「法律違反でもイヤホンを付ける」もしくは「法律を守ってイヤホンを付けない」のどちらかしかないワケだよ。
警察官は法律を守らせたり、違反者を取り締まるのが仕事。
紫芋さんが怒るべきなのは、その法律を決めたヤツ、つまり"立法"だよね。
警察は"行政"じゃん。
でも、「イヤホンを付けて自転車をこげない!」と怒るのは、立場としては分かるけど、筋が無理きてるから。
つまり警察官に対して、何も言えなかった自分に腹が立ってるわけだ。
そういうふうに怒られたら、ビックリするぐらいヘコヘコしてくる。
あんまり仕返しとかしてこないから、大丈夫だと思います。
しかし、立法への怒りを行政である警察官に向けるのは筋違いです。