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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/10/24
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。

2015/8/30の岡田斗司夫ゼミでは、松本麗華さんがゲスト出演。
今回の『解決!ズバッと』は岡田斗司夫と松本麗華さんでお送りします。

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「もしも総理になったら?」

のひさん/30歳/会社員

 新聞雑誌などで、日本国の巨大な赤字国債などによる将来の社会保障レベルの低下の問題(医療、福祉、貧困問題に対する予算低下)が書かれています。
 そこ で質問です。
 岡田さんが首相だったら、どんなことをやりますか?
 岡田さんの「人類の苦痛の0.3%を軽減する」という目標に沿った形で具体的な政策をお願 いします。


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<岡田>
 松本さんが首相だったら、今の日本を良くするためにどんな事をやりますか?

<松本>
 うーん。
 消費税は撤廃します。
 消費税って、貧困家庭からも吸い上げちゃう税じゃないですか。
 なので、とりあえず消費税はやめます。

<岡田>
 そういう場合、消費税はほぼ福祉予算に使われてる。
 その分の福祉財源はどこから持ってきますか?

<松本>
 増税された事で、買い控えが増えたじゃないですか。
 消費税が撤廃されるとなれば、多分「買い溜めしとこう」みたいな特殊特需が生まれると思うんですよね。
 そこをしっかり充てれば、いいんじゃないですか?

<岡田>
 松本さんが首相だったら、消費税撤廃をやると。

<松本>
 消費税は上がるに従って段々と景気が悪くなるっていう数字が残ってるじゃないですか。
 3%になって、5%になって、8%になって、次は10%になる。
 次はどうなるのかなって考えてますね。

<岡田>
 俺は逆に「国民国家を諦める」ことを思ってる。

<松本>
 ほー。

<岡田>
 1億3千万人を1つのコントロールタワーでやることは、ちょっと無理っぽい。
 道州制じゃないんだけど、都道府県レベルでいいから、別々の独立国家にする。

<松本>
 じゃあ、アメリカ的にする?

<岡田>
 その地域ごとに予算をあげる。「特殊な国家」のみに消費税で賄う。
 つまり、国家予算を国民の消費の8%で賄って、残りはすべて自分たちの都道府県に対する所得税なりでやる。
 その都道府県が住みにくかったら、移動は自由にしちゃった方がいい。

<松本>
 確かに移動ができるのはいいですよね。

<岡田>
 そのほうが先があるかなと思う。
 なぜなら、日本がダメになる時は1億3千万人が一斉にダメになるじゃん。
 でも都道府県ごとの小さい国にしたら、ダメな県と上手くいく県があって、みんな逃げれるから(笑)
 「国が滅びても、国民が生き延びてりゃいいや」って考えちゃう。

<松本>
 何でしたっけ?
 今の地方応援税じゃなくて、えっと・・・・・・。

<岡田>
 笑って済むほど若くないぞ、お前は(笑)

<松本>
 あぁ、忘れちゃいました(笑)

 「ふるさと納税」(コメント)
 「ふるさと納税」(コメント)
 「ふるさと納税」(コメント)

 そうです、「ふるさと納税」みたいな形で、すごく伸ばしてる所がありますね。
 確かにいいですよね。

<岡田>
 みんな、一斉に助けてくれたよ。
 女の子は得だよなあ。チクショウ(笑)


【まとめ】
 松本麗華さんが首相だったら、消費税撤廃をします。
 岡田斗司夫が首相だったら、都道府県ごとに別々の独立国家にして、移動も自由にします。