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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「"仕事ができる人"って自分勝手じゃない?」
自分で工夫して、自発性がありみたいなことはよく言われます。
そういう人って、大体自分勝手な人じゃありませんか?
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でも、その場合は"仕事ができる人"って思われてないんだよね。
みんなが"仕事ができる人"って思うのは、その人のおかげで仕事ができていると明らかに周りが分かっている、いわゆるワンマンタイプの人だね。
だからチームとしては仕事ができている。
でも、"仕事ができる人"の中には、「その人のおかげだと、誰も気がつかないタイプの人」もいると思うんだよ。
みんなの間の調整役になって、自分個人としては仕事ができてるように見えない。
でも、「あいつがいるおかげで、実は上手く仕事が回ってる」という人がいる。
アメリカのような組織構造だったら、すごく仕事ができるヤツを上にもってくるから、仕事ができるヤツは自分勝手になってる。
でも日本はそうじゃない組織が多かったんだ。
なので、自分勝手な人が出てきやすくなってると思う。
ちなみに今、僕がやっているウィキペディアの岡田斗司夫に関する記述を増やす事も、盛る文化の1つ。
でも本当のことを書いているので、勘弁して下さい(笑)
前者は自分勝手になりがちで、後者は仕事ができるようには見えません。
日本は後者が多かったですが、現代は盛る文化なので自分勝手な人が増えてくると思います。