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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「TVで政策を褒めないのはなぜ?」(前編)
政治とTVについての質問です。
せめて「この政策はダメだったけれど、この政策は良かった」というようにバランスが取れないものでしょうか?
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僕も『朝まで生テレビ』に出演したときに、「なぜ政策を褒めないんですか?」って聞いた事があるんだ。
それ以外にも、「これはプロレスだから、視聴者に代わってダメな政治家をこき下ろせばいい」と割り切ってる人もいる。
つまり、本気の人とゲーム感覚の人の2種類がいるんだよ。
景気対策もそうだよね。
僕はそれらをほとんど勉強してないから、テレビで聞かれても何も語れない。
でも景気対策って、賢げに語る事は出来ても、正しい事を言える人はほとんどいないんだ。
あらゆる将来予測が原理的に不可能なんだ。
「予想が当たった、外れた」はあるけど、それは「当たった」というだけ。
「予想できた、予想できなかった」では無い問題がほとんどだと僕は解釈してるから。
自分の予想が当たった場合でも、「当たった」ではなく、「予想できた」と考えると思う。
でも僕はそう考えない。
(次号へ続く)
政策は不確定要素が大きいので、予想をすることは難しいです。