───────────────────────────────────
「スターウォーズの世界で悪の皇帝の目的は、結局何だったのでしょうか?」 Vol.2
政治システムが民衆に開放されていないので、すべて王族がやっている。
それに対して、アメリカ的政治システムを導入しようとした。
なぜなら弟子であるダース・ベーダーが「血の継承」にこだわったから。
つまりルーク・スカイウォーカーを自分の弟子にして、我ら一家によって銀河を支配しようとした。
彼はフォースの暗黒面を政治の道具には使ったのですが、あくまでも銀河を支配しようとしたツールは「欲望の肯定」なんです。
貿易などの価格差をなくすことによって、自由に人民が経済的に競争する。
そのあたりが面白い。
ルーカスがどこまで考えていたかは置いておいて、スター・ウォーズで描かれている政治形態はそこですね。
ヨーダって800歳でしょ?
実はヨーダには実戦経験がないわけです。
あの映画の中ですごい頼りになると描かれているヨーダですが、ヨーダの歴史は失敗の歴史です。
次から次へ弟子に裏切られ続けるんですね。
まるで宮崎駿。
本人は強いけど、弟子は全然ダメ。
「ルークいけるじゃん!」という、まさかの展開なんですよ。