───────────────────────────────────
おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「ホリエモンの未来論の補足をお願いします」(前編)
「未来はロボット化が進むので、人間はすることがなくなる。
人は仕事の時間が減っていき、余暇の時間が増えていく。
人は何をしたらよいか分からなくなるので、何をするかを教えるか、その見本になれる人が必要になる。
つまり、“遊び”の業界が台頭していく。」
結局、人は仕事にあふれ食いっぱぐれるということでしょうか。
一部の成功した人のみが「遊び」を楽しめるのでしょうか。
───────────────────────────────────
働いているわけじゃないけど、やらなきゃいけないことに追い回されている。
それは明らかに仕事じゃないでしょ。
仕事以外のやらなければいけない事で、僕らの人生の時間が構成されているんだ。
それ以外の時間は余暇としてヒマがあった。
ヒマを罪悪感のように思う人もいるしね。
人間は、夜に やることがないのが当たり前。
つまり退屈するのが当たり前なんだ。
みんなは、このステマに気が付いていない。
“やることがない”のが豊かさなんだ。
一生懸命働いて、食い物を得て、食べて、後は ぼーっ としているのが当たり前なんだよ。
ハロウィンは仮装しないといけないような気がしたり、LINEで友達に返事しなきゃいけないような気がしたり・・・・・・。
それを踏まえると、これからロボット化が進んで人の労働時間が減ってくることが冷静に考えられるようになると思う。
実際に、人間の労働時間は減ってると思います。
(次号へ続く)
これを踏まえないと、ホリエモンの未来論は分かりにくいと思います。